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サバイバーからの伝言

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虐待被害に合い、生き辛さを感じてもがき苦しむ人たちへ。 私があなた達に伝えたいことは、2つだけ。 『あなたは、悪くない』『生きて』
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#性暴力

【性被害告発後の経緯と、相互フォロワーさんへのお願い】

【性被害告発後の経緯と、相互フォロワーさんへのお願い】

昨年、ここnoteで知り合った方から受けた性被害を告発しました。しかし、未だ加害者は償いの意志を見せず、アカウント削除に応じる気配もありません。そればかりか、事件当日の近辺に新たな記事を公開されました。(私がTwitter上で言及したため、現在は下書きに戻されています)

私の性被害告発において、共感と理解を示してくれている方々にお願いがあります。
加害者のnoteアカウントのフォローを外していた

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【たとえ、声が枯れても】

【たとえ、声が枯れても】

映画「SHE SAID/シー・セッド その名を暴け」を鑑賞した。向き合うのに胆力が必要だったが、今、この作品に出会えてよかったと心から思う。

鑑賞後、コラムを書くまでに、あえて1日時間を置いた。映画のテーマと重なる原体験を持つ私には、頭を冷やす時間が必要だった。

いつも以上に丁寧に文献を読み返し、ネット上に散らばる情報の中から一時情報を洗い出し、「私の主観」ではない「事実」を確認した。“私の思

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【被害者の口を塞ぐ行為は、性暴力を加速させる悪手であるーー二次加害をなくし、加害者が正しく裁かれる社会に】

【被害者の口を塞ぐ行為は、性暴力を加速させる悪手であるーー二次加害をなくし、加害者が正しく裁かれる社会に】

昨今、性暴力を受けたとして告発する被害者が後を絶たない。告発は、被害者にとって多大なるリスクを伴う。被害者の責任問題にすり替えられる、根拠のないデマを流されるなど、悪質な二次加害による堪えがたい苦痛に悲鳴を上げる被害者を、これまで数多く見てきた。そんなリスクを背負ってまで、なぜ「告発」という手段を選ぶのか。一重に、「それしか選択肢がなかった」からだと推測する。

事実を覆い隠すためには、加害者に罪

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