永年愛される芸風 ― 島木譲二さんと井上竜夫さん ―

おはようございます。
昨夜は、吉本新喜劇の名俳優、島木譲二さんの訃報を聞き、大変ショックでした。
先日亡くなられた井上竜夫さんもそうですが、
彼ら名俳優は、人の悪口をネタにしない、純粋な芸風が小さい頃から大好きでした。
小さい時には「面白いなあ! 」と純粋にテレビや劇場で楽しんで、
大人になって、クリエイターの道を目指すとともに、「人の悪口をネタにしない芸風」、「小さい子から年配の方まで楽しめる芸風」、そして、なんてたってあの「純粋な、人々に愛される愛嬌と人徳」に惹かれ、今でもずっと憧れています。再認識します。
母校が吉本興業、難波グランド花月の近くで、当時友達が号館移動をしていた時、コンビニの前で島木譲二さんに会いました。「あっ、島木さん! 」と思わず言ったら、島木さんは愛嬌よく簡単なネタをしてくれたそうです。人々に優しい、本当に素敵な俳優さんです。
今の若い人には、島木譲二さんや井上竜夫さんの芸風は、今流行りのネタではないから物足りないかもしれないけれど、彼らは永年人々に愛されるネタ、芸を持っています。
「小さい子から年配の方まで」と言えば、私は伝統芸能の狂言もそうだと思います。現在で言う喜劇です。動きも表情もわかりやすく、わかりやすい純粋な笑いを与えてくれます。
様々なアートや漫画がある昨今、私が目指したいのは、彼らのような「人の悪口をネタにしない」、「悩んでいる人を励まし、支えの一つになりたい」、「笑いも含む忙しい日々の癒しになる」クリエイターになる事です。
あとは、地域ボランティアの経験より、色んな地域の地域復興の支えの一つになるような作品づくりもしていきたいです。
目指したい方向性が明確になってきました。

そんな影響を、後世に元気と夢を注いで下さった島木譲二さんと井上竜夫さんに感謝で一杯です。
心より、心より、感謝を申し上げ、ご冥福をお祈り申し上げます。

合掌。

赤城 春輔

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