こんにちは。＾＾
今日は、#コンテンツ会議 の参加の記事です。＾＾

「＾＾」顔文字のような話じゃないんですが、今朝このニュースを読んで、大変ショックを受けました。

「SHARPが、2018年頃に液晶テレビの国内生産から撤退する方針を明らかにした。」

遥か異国のリトアニアで、一人部屋で宿泊した（ツアー旅行）、帝国ロシア時代の建物を使用したホテル。
リトアニアの帝国ロシア時代といえば大波乱の時代で、征服されたり殺戮があったり、スパイもあったり、の頃です。
ホテルの作りはややこしく、見た目は一軒の建物なのに、実は外壁の中は二つの建物に分かれていて、一階でしか二軒が繋がっていないんです。
つまり、ここのホテルの作りを何も知らずに入って、部屋に行こうとエレベーターや階段を使ったら、どこまで行っても自分の部屋番号が見つからない、という事態が起こる場合があるのです。
しかも、フロアの部屋の配置も真っ直ぐに並んでいなくて、廊下を変な角度にあちこち曲がったり、一部屋だけ、妙に遠く離れていたりしていました。
スパイ活動の多い時代の建物で、歴史も歴史。しかも、建物全体の雰囲気が程よく暗めで、
もう怖いのなんのって！
あの時ほど、普通のビジネスホテルを恋しく思った時はありません。
そんなビクビクしながら入ったホテルの部屋に、
なんと！
SHARPの液晶テレビが置かれていました！

「SHARP！！！ ＼(;▽;)／！！！ 」

すぐに気持ちが落ち着きました。あの時の安堵感と言ったら、もう！！！

また、その旅行では、ポーランドのアウシュビッツ収容所博物館にも訪れました。
感情移入しやすい私は、「知る」事が亡くなられた方への供養になると自分に言い聞かせて見学しましたが、
矢張、かなり精神にきました。
遠くで、車椅子のご高齢の外国人の方が見学に来られていましたが、ここの収容所に関係があった方なのかなと思いました。あの方の光景は今でも思い出します。
そんなこんなで、その日はビジネスホテルに帰ったのですが、一人部屋なので気分は撃沈……。
何気なしにテレビをつけたら、

なんとアニメがしていました。英語なので多分アメリカ辺りのアニメだと思いますが、
日本のプリキュアみたいなアニメで、絵のタッチも日本のアニメに憧れて描いたような絵のタッチです。

「あ、この絵描きの人やアニメの関係者は、絶対日本のアニメが好きだ！ 」

と思いました。すると、どっと心が落ち着きました。
海外のホテルのテレビでは、時々ポケモンの放送を観る事があります。また、ニュースでも世界で活躍している日本人がインタビューで出てきたり、
また、ビックリして面白かったのは、日本を紹介する番組のコマーシャルに「ＢＬ文化」も紹介されていた事です。あれは衝撃でした(笑)。

空港の展示や街で、TOYOTAの車やCanonのカメラを見かけたり、SONYのビルが見えたり、移動遊園地のクレーンゲームでマリオの人形を見つけたり。

「海外に出て活躍・活動を続ける」 というのは、ジャンルを問わず、
勿論、海外の人々に日本、日本の文化、日本人を知ってもらうという大きい役割もありますが、

世界で住んでいる、働いている、勉強している日本人に大きい安心を与える、という役割もあると思います。
漫画・アニメ・ゲーム等も然りです。

安心・安堵できるものが身近にあれば、世界にいる日本人も心落ち着いて活動・活躍できるでしょう。
その先には、世界における日本全体の向上へ、実を結ぶでしょう。

国内の大企業も、世界の舞台で、多くのより大きい企業を相手に、そこで活躍・活動を維持・向上する為、する為には、並大抵の努力では全く足りないです。
1000を成すには、
1000×100000の努力とパワー、知恵と知識、人との繋がり・絆と信頼が要ります。

海外の人々に物と文化を知ってもらうという、役割・価値だけではなく、
世界中で活動・活躍する日本人に、安心と応援の声を与えられるよう、
SHARPも勿論、世界の第一線に並んで活躍する日本の企業に心からエールを送りたいです。

赤城 春輔