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イールドワークで学ぶ空間身体学 第11回 実践編 触れるという介入について

イールドワークで学ぶ空間身体学 第11回 実践編 触れるという介入について

「言っていることや方法は正しいのになぜしっくりこない」

普段生活するなかでそんなことを感じたことはありませんか?

それとは逆に、

「理由はないけれどこの人といると安心できる」

ということもあるのではないでしょうか?

その理由は、私たちの身体が無意識のうちに相手や自分がいる環境に対して常にアンテナを張り、そこが自分にとって安全で「身を委ねられるか」を判断しているからです。

この「身を委ね

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教師の能動性より、生徒の能動性

よい授業、わかりやすい授業が子どもの学力を上げるかというと、そんなことはない。肝腎なのは、子どもが受け身ではなく能動的に学ぶか。
私はもともと勉強ができなかった子だったため、勉強できない子に説明する力に自信があった。実際、子どもたちは「ものすごくよくわかった!」と感動。

で、その場ではできるようになる。ところが翌日になるときれいさっぱり忘れている。「理解できたと感動したことは覚えている」と言うが

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身体(無意識)を信頼する

私は生来、創意工夫、臨機応変といったものが大の苦手だった。正解のあることなら丸暗記して実行あるのみだから、なんとかできた。受験勉強も愚直に、教科書や過去問を丸暗記して対応した。
女性との当意即妙なやりとり?んなもん無理に決まっていた。不器用極まりない人間だった。

変わるきっかけとなったのが、教育実習での「実験」。それについては前に書いたから繰り返さないけれど、この実験の前と後とで大きな違いがある

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