伊行氏

奈良県内の石造物⑭:石仏寺五輪塔

名称;石仏寺五輪塔

伝承など:なし

所在地:奈良県生駒市藤尾町 石仏寺

生駒市の石仏寺は、文字通り阿弥陀三尊石仏を本尊とする寺院で、伊派の石工・伊行氏の作で鎌倉時代後期永仁二年銘がある。

本尊の石仏は秘仏であるが、境内には他にも石造物が多くあり、中でも本堂の向かって右側に建つ五輪塔は、二メートルを超す大型塔で目を引く。

五輪塔が鎌倉時代末期から南北朝時代頃の作と思われ、完形の端正な五輪塔

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奈良県内の石造物⑫:無量寺五輪塔

名称:無量寺五輪塔

伝承など:伊行氏の作

所在地:奈良県生駒市壱分町 無量寺

近鉄生駒線の一分駅にほど近い無量寺には、極めて詳細に造立趣旨を刻んだ珍しい五輪塔がある。

鎌倉時代後期の伊派の石工である伊行氏の作であり、地輪の四面に奈良時代の僧・行基への追慕を記してあり、嘉元二年銘もある。

火輪と空風輪は後補で、当初のものは水輪と地輪しか残っていないが、造立の年や造立の趣旨、さらには石工の名

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