夏の美術室

えのぐとのりを足す

仕事柄、絵の具の補充や色鉛筆の長さチェックがどうにも好きでたまらなくなった。
 どの色がどのくらい減ったのかしら。どんな風に鉛筆を削って準備するのかしら。鉛筆が尖っていないと描きたくないクラスタかしら。
 我が子の教育にはならんなぁと思いながら、学期末にお道具箱が持ち帰られると嬉々としてあたしが開けてしまう。
 後天的にこういう作業が好きになるということはあるもんだなぁと思う。
(なお、自分は鉛筆

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8.そして今日もまたひとり、

部活の前に美術準備室に向かうと、田中先生は今日もこちらを向いていた。
スマホが震えていたのは、無断遅刻を心配してくれた先生からのラインだった。
昼休みに担任からこってり絞られているときも、職員室で先生がこちらをちらちらと見ていたのには気がついていた。

酸っぱいような匂いがつんと鼻について、思わず顔をしかめた。
特に気にしていなかっただけで、この頃はいつもこの部屋にあった匂い。
無視してきたつもり

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死ぬほど励みになります、ありがとうございます❤️
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4.泣いてないだろ?

「この度はお悔やみ申し上げます」

黙って美術準備室に滑り込んだ私に声をかけた田中先生は、私の方をまっすぐに見ていた。
もともと大して広くもないのに、左右の壁いっぱいに置かれた細長い隙間を先生のキャンバスが占領しているから、余計に圧迫感がある。
初夏の蒸し暑さが、その窮屈さを後押ししていた。

「ちゃんと人の顔見て話ができるんですね」
「こら、こういうときに茶化すんじゃない」

きちんと立ってこち

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ワークショップ

夏の美術室@湖水ホール  

http://www.ube-museum.jp/modules/d3blog/details.php?bid=384

学芸員の方や お友達にも 子供たちのサポートしていただいて 無事 8月6日 のワークショップ 終了できてほっとしました

子供たちの配色の組み合わせがいろいろ違ってキレイでした

最後まで頑張ってくれてて 良かったです

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