改正水道法

市民による市民の為の市民の水道(後編)

前回は岩手県雫石町のペンション村における事例、イギリス・フランスにおける事例をお話ししました。

フランスに至っては再公営化に伴い、市民が水道事業の運営に参加する仕組みが設けられましたが、こういった事例はブラジルでも行われています。

【公共事業に参加する市民】

ブラジルのポルトアレグレ市(地名の意味は“陽気な港”)では市民達が公共事業の優先順位をどうするかを、地域ごとで話し合って決めているので

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市民による市民の為の市民の水道(前編)

前回の記事では海外の水道民営化の失敗例を中心に紹介してまいりました。そこで今回は日本の改正水道法について見てみたいと思います。

【改正水道法が成立した背景】

市町村など各自治体の水道事業者は人口減による収入減からくる赤字体質のところが多く、老朽化した水道管の更新が遅れています。

そんな水道の運営権と料金の徴収権を民間業者に委ねる事で民間業者が自らの資本を使って水道管の更新等を迅速に進める……

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