板垣瑞生

【感想】女の子が抱える絶望はやがて希望になる ガールミーツボーイの金字塔が打ち立てた祈り【ホットギミック ガールミーツボーイ】※ネタバレあり

僕なりに解釈したホットギミック ガールミーツボーイ

※下記、ネタバレを含みます。

ホットギミック ガールミーツボーイは、表面でおこった事実をなぞらえるのとその意味を解釈しながら観るのとで全く違った捉え方になる映画だ。

表面的な見方をすると、初という自信のない少女が、妹をかばうために男の言いなりになることを皮切りに、闇を抱えたサイコパスみのある男たちに心も身体も色んな初めてを捧げながら消費され

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若さゆえの本能むき出しな『ホットギミック ガールミーツボーイ』

2019年公開映画106本中30位。

青春がとめどなく溢れて、ビッチャビチャになってた。
でもね、登場人物は高校生だけど、
大量生産されてるキラキラ映画にあるような、
若さ全開楽しさMAX!みたいなものではまったくなくて、
若さゆえの無知やノリが押し出す純粋さが、
やや歪んだ形で表出している暗めのヒューマンドラマです。

この時点で、やられたなって思った。
キラキラ系はもう食傷気味で、
人間のも

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主人公が特に何もしない『僕に、会いたかった』

2019年公開映画63本中62位。

はて、これはどうしたものか。。。
海難事故で記憶をなくしたTAKAHIROが、、、TAKAHIROが、、、
特に何もしない話。
漁師として、日々海に出て、
島留学してきた高校生の世話をして、、、
ん、これ何の映画だ?と(笑)

記憶を取り戻す話なのかなって思ったら、
まあ少-しずつその兆候はあったけれど、
まわりの人も無理に取り戻させようとはせず、
母親の意向

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想像上にぶっ飛んだ主人公の『響 -HIBIKI-』

予告を見た時点で、「主人公がだいぶぶっ飛んでるな」
とは思っていたのだけれど、
実際に見たら、想像以上にぶっ飛んでた。

とにかくすぐに手が出ちゃうんだよね。
まあ正直っちゃ正直ってことなんだろうけど。
そして正論をぶちまける。
でも天才小説家。

降って湧いたように現れた天才と、
才能の限界を知る人との対比はよくある話だし、
自分も昔、ちょっとだけシナリオの学校通ってたから、
そこの共感はすごく

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響 -HIBIKI-

柳本光晴原作マンガの実写化。
出版不況に苦しむ文芸誌「木蓮」の編集部に一編の新人賞応募作が届くも、応募要項を無視していたため選考対象から外されてしまう。
鮎喰響(平手友梨奈)という作者の名前しか書かれていない破棄直前の原稿を偶然手にした編集者・花井ふみ(北川景子)は、『お伽の庭』と題されたその小説に感銘を受け作者探しに奔走する。
高校に入学したばかりの15歳の少女・響は、自分の考えや信念を曲げない

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