茶日

3月10日~12日

3月10日

「茶日の詩」を書きたいなぁ、と思い立つ。
エッセイよりも詩のほうが胸のうちを伝えやすそうだと考える。「茶日」という空間には詩がよく似合う。よし、詩だ。

しかし、その前に「茶日」が何たるかを知らない人のために『笹塚駅近くの商店街の一角にあるカフェ』であることを説明したほうがいいな、と考える。

まずは「笹塚」について書きはじめる。

ふと、noteでお互いフォローしている人に「

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「茶日の詩」について

『茶日の詩』という詩を書きました。

・・・

茶日(ちゃび)は、笹塚にあるカフェの名前で、駅から少し歩いた人通りの多い商店街の一角にあります。

わたしの家から笹塚駅までのルートに茶日が含まれていたので、通勤で目の前を通るたびに「オープンしたのね」とか「外観が素敵ね」とか「店名は何と読むのかしら?チャニチ?サジツ?」と気にしてはいたものの、当時はカフェに入るという文化がわたしの中にそれほどなか

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茶日の詩

・・・

ふわり 茶日で
ふわり
くすんだ白のコンクリート壁
だれかの皮膚のように
触れると
手のひらにひたりと
馴染んだ木のテーブル

・海老とピスタチオのペンネ
・とっぷりとした珈琲

夕焼けを
ちいさなつぶに
閉じ込めて
均等に並べたような
暖かい照明

・ごろごろした優しい牛肉のポトフ
・黄金色のグラスビール

ふわり 茶日で
ふわり
特別な響で流れるいつもの音楽
そこに

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