出陣した学徒の正確な人数、陸海軍のいかなる部門に配属されたのか、そして何より戦死者の数はどれほどなのか、何一つ明確ではない。 ※9/6/2023、東京新聞夕刊 保阪正康「耳に残る出陣学徒隊の慨嘆」 ※「日録20世紀1943年」(講談社)
「軍隊、それは予想していた何層倍もテリブルな所です。…全ての人から人間性を奪ってしまっています。二年兵はただ、我々初年兵を奴レイのごとく、否機械のごとくに扱い、苦しめ、いじめるより他に仕事もないのです」 (早大政経学部・ブーゲンビル島で戦死、28歳) ※「きけわだつみのこえ」