「死」は誰もわからないから 救いのない私たちにとって 「死」は唯一の希望なのかもしれない。 死んで救われるなんてわかんないけど わかんないからこそ 苦痛であり続けることが確定している「生」よりかは楽なのかもって、救われるのかもって期待するんだよな。

「死にたい」って伝えてから 心配されるのってなんか冷たいよな。 言わないだけで毎日思ってるのに 心配するなら 日頃から心配しろよ。 日頃から気にかけて、想っとけよ。 その時だけの心配なんて その瞬間だけ動く感情なんて 薄っぺらくて響かない だからいつまでも独りなんだよ。

人間は欲深くて本当に愚か。 手にしても手にしても 欲しがり続ける。 でもこれはいけないことじゃない。 欲深いからこそ、成長し続ける人間は 汚くって惨めで、最強なんだよ。 欲があることを誇って求め続けろ人間。 人間らしくあれよ、美しいぞお前ら。

この世界に私は1ミクロだって 必要とされてないことは分かってる。 あんたもそうだよ 産まれた意味なんて探したって 見つかるわけが無い だって最初から誰にも等しく 存在しないものだから “命に価値なんて無い” 無いものを探し続けて生きるなんて 無意味なこと、私はもうしない。

歌うために生きてるんじゃなくて 歌わないと生きられないから歌ってる。 ずっと死にたいって気持ちは変わらないよ本当にごめんだけど。 だからこそ自分を生かし続けてくれるものが必要なの。 私にとってそれは音楽で、ゲシュタルトで、そして何よりこれを見てるあんたってこと、忘れないでね。

私のことが好きだなんて言われても 信じられないのよ。 自分の良さが自分には分からないから。 私が必要になる具体的な理由が 無いと「なんで一緒にいるの？」 って疑問に思っちゃうんだどうしても。 だって自分自身に価値なんてないと 本気で思っているから。

今の私にはやっぱりまだ 「愛してる」っていう言葉の意味が わからない。 「誰かを想う」って気持ちは いつだって自分のためだった。 私が誰かを心から思いやって 生きることなんてきっと永遠に来ない。 愛が「誰かに対する無償な想い」 だと仮定したら 本当に私は人を一生愛せない。

“誰も命に価値がないってこと” “みんないつか必ず死ぬってこと” この2つは絶対的な平等。 残酷だし、悲しいことだけど 間違いなくこれが どんな言葉よりも “私を安心させてくれる事実”だし 嘘がない、本当のこと。

誰かを大切にすることが出来る人は いつだって自分を大切にする努力を 怠らない人だった 「自分を愛しなさい」って言葉は めちゃくちゃ嫌いだけれど 自分を愛さないと 愛せなくても 少しは許してあげないと 心から大切にしたいと思える誰かが 突然目の前に現れた時 死ぬほど公開する

嘘だらけで、薄っぺらくて、芯が無い。 いつだってそこに自分の意思がない。 自分の主張らしいものを作って、演じて 誰かの為の自分になろうと 必死になってる。 「誰かのため」 それだけが私の存在価値。 愛おしかった自分はもう死んだ。 本当に空っぽ、消えたい。 これが私。

ただ漠然と頭に浮かぶ 「死にたい」っていう気持ち。 きっと私が今死んでも 世界は何も変わらない。 周りすらも、いつかは立ち直って 前に進んでいく。 いよいよ思えてくる 「私のいる意味ってなんだろう。」 ここまで辛い想いをして 「生きる理由はなんだろう。」