「セールスの困難あるある」のニーズが強い〜副業業務委託案件選定ポイント〜
これまでのnoteでは副業業務委託をなぜするのか?どうやって案件を獲得するのかというお話をしました。
では実際にどういう企業の案件を受けるべきなのか、私は主にIT系&ベンチャー企業の営業周りを手伝っているので絞って今回はそこをお話できればと思います。
営業業務委託ニーズがある企業はSaaS×ベンチャー
まず営業職種の業務については最近のIT系&SaaS(クラウドで提供されるソフトウェア)サービスを提供するベンチャーはみな「THE MODEL」の形式をとっています。
営業職の業務委託ニーズがあるベンチャー企業はだいたいSaaS系です。
SaaS系企業は拡大期&資金調達済で資金はなくないのですがどこもセールス人員の獲得には苦戦しているので、業務委託でも人員リソースのニーズは高いです。
SaaS系営業職種の全体像
営業職種でいうと大きくは以下のような形に分類されます。
(意識高い職種名になっているので補足で関連する経験を記載します)
・マーケティング
└広告出稿や展示会/セミナー開催をしたことがある
・インサイドセールス(アポ獲得)
└テレアポをしたことがある
・フィールドセールス(営業)
└外回り営業をしたことがある
・カスタマーサクセス(導入後フォロー)
└契約後企業の担当をしたことがある
参照:https://special.nikkeibp.co.jp/atclh/NBO/17/salesforce1031/
SaaSプロダクトに関わったことがない営業の人は基本フィールドセールスを究めていると思います。SaaSベンチャーには営業経験がある人があまりいない企業が多かったりするので、仕組み化できている営業経験というのはニーズがあります。
製品ライフサイクル毎の事業ステージ
また職種以外で自分の価値を出しやすいポイントとして製品のライフステージという切り口があります。
参照:http://plus-work.jp/kadai/seityo.html
営業商材の立ち上げに携わってた人は「導入期」「成長期」に当てはまりますし
大手企業で既存商材の担当の人は「成熟期」「衰退期」に当てはまると思います。
ポイントは業務委託先の製品ステージが自分の強みとするステージに近い将来到達するであろう企業を選ぶことです。
なぜならプロダクトは違えど、一歩先を歩いているので、これからその会社が直面する「困難あるある」を知っているということはめちゃめちゃ重宝がられます。
公開:私が話す営業困難あるある一例
私の場合、営業の経験で言うと前職のスタートアップがSaaSサービスでプロダクトリリース前で導入社数0社のタイミングでまさに導入期でした。
そこから試行錯誤をして約2年で導入社数200社(年商数億レベル)まで成長したので導入期と成長期の経験があります。
その時に一例ですが以下のような経験を話すとものすごく興味を持たれます。
・立ち上げ期は営業アポはテレアポだと効果がないので○○の手法でとってました
・営業のターゲットは最初広げすぎて導入が進まなかったので●●という理由で△△業界/規模に絞ってました
・プロダクトの導入実績がなく見送られるケースが多かったので▲▲という方法で事例をイメージしてもらいました
成熟期、衰退期に関わっている人も上記のようなあるあるの事象に対する打ち手を言うことをやってきたのではないでしょうか?
転職活動と同じですが、やはり自分の強み・経験が活きる会社を手伝ったほうが価値が発揮できて喜ばれます。
自分のキャリアを棚卸ししつつ、募集職種や会社のステージを踏まえてどこの会社を手伝うかを明確にすることが大事です。
次回のnote
私が実際どういう企業でどのような業務委託を行っているかお話できればと思います。
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