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花の名前を教えてくれるAIと散歩をしてみたら

Twitterで見かけて知った「ハナノナ」というアプリにはまっています。

花にスマホをかざすと、AIがその花の名前を教えてくれるというアプリです。

今回は、ハナノナを使ってみて私なりに感じたことをご紹介したく。

散歩がしたくなる

ハナノナをインストールした当時の私は、この自粛ムードのご時世も相まって、仕事と買い物以外では家からほとんど出ない引きこもり生活を送っていました。

それが、ハナノナをインストールしてみたら、とにかくハナノナを早く使ってみたくて仕方がなくなって。

それで、週に1回ほど、朝早く起きて散歩をするようになりました。

散歩の途中に花を見つけたら、スマホをかざしてその花の名前を教えてもらいます。

よく見かける花でも名前を知らなかったり、逆に名前は聞いたことがあるけれどどんな花なのかは知らなかったり。

花と名前がリンクしていくのがとても楽しいです。

特に私が印象的だったのは、ムラサキツユクサに出会ったときのことです。

ムラサキツユクサと言えば、中学校の理科の授業で単子葉類の植物の代表格として挙げられる植物で、平行脈の葉脈を持つという印象は強い一方、ムラサキツユクサの花は私は見たことがありませんでした。

それが、いつものように道端である紫色の花にスマホを向けると、「ムラサキツユクサ」と表示され、「これがあの有名なムラサキツユクサだったのか!」ととてもびっくりしました。

いつもの光景を見直すきっかけに

また、基本的にはよく知っている家の周りや公園などを散歩するのですが、ハナノナを使いたくて仕方がない私は、あることに気が付きました。

「こんなところに花なんて咲いてたっけ?」

いつも通っている道に、家と会社とを往復するときには気付かなかった花がたくさん咲いていたのです。

ハナノナ(が入ったスマホ)を持って散歩をしてみるだけで、いつもの道がまったく知らない道かのように感じました。

今では、「あの辺りにはたしかサツキが咲いてたな、そういえばあっちにはムラサキツユクサが...」など、近所のどこに何が咲いていたかをなんとなく覚えてしまうまでになりました。

花には季節がある

何よりも楽しいのは、やはり「植物には季節がある」ということだと思います。

特に都会に住んでいると、自然から季節を感じられる瞬間はあまり多くありません。

春も桜は見えず、夏も蝉の声は遠く、秋も紅葉で街は染まらず、冬も禿山は目に留まりません。

そんな中で、季節を感じられるのが植物や道端の花なのかもしれない、と私はハナノナを通して感じました。

私がハナノナをインストールした春の終わり頃から初夏にかけては、どこに行ってもドクダミが大量に花を咲かせていました。

これから季節が変わって、どこにどんな花が新たに咲くのか、それがこれからの散歩の楽しみになりそうです。

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