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いま、地域で複業をはじめるべき理由。 〜オンラインイベント開催しました〜

先日、7月5日(火)に複業実践プログラム”はたふり”のリリースを記念して、オンラインイベントを開催しました!

「いま、地域で複業をはじめるべき理由」を、基調講演や複業実践者によるパネルディスカッションを通してお届けしましたので、その一部をnoteでもご紹介いたします。

自分自身のこれからのキャリアと生き方を考えるきっかけとなる内容となっていますので、当日は参加できなかったという方や、地域での複業に興味のある方は、ご覧ください♪


イベント概要

ここ数年、副収入やスキルアップの手段としてビジネスパーソンの間で関心が高まっている「複業」。
その中でも、コロナの影響でリモートワークが浸透し、離れていても仕事ができる地方の企業との複業に注目が集まっています。
特にこの2年間で、「今ままの働き方や暮らし方でいいのだろうか?」と、自分自身のキャリアやライフスタイルを見つめ直した方も多いのではないでしょうか。

今回、基調講演には「今だから出来る、複業という地域との関わり方」と題して、数々の地域とビジネスの事例を見てきた、雑誌『TURNS』のプロデューサー 堀口正裕さんがゲストに登場。
「Iターン・Uターンという言葉が有名だが、肝心なのは ”It’s My TURN” というマインド。今だからこそ関われる、地域への入口がたくさんある」と語る堀口さんに、ここでしか聞けないお話をたっぷりとお伺いしました。

■日時:7月5日 (火) 19:30 ~ 21:00

■イベント内容
・オープニング
・参加者同士でのアイスブレイク
【第一部】
・堀口様より基調講演「今だから出来る、複業という地域との関わり方」
【第二部】
・複業実践者とのクロストーク「私が地域で複業をする理由」
・「はたふり」の紹介と1期生募集
・次回イベント告知/クロージング

今回はオンラインイベントということもあり、沖縄や熊本、高知など全国各地からたくさんのご参加者にお集まりいただきました!


【第一部】「今だから出来る、複業という地域との関わり方」

基調講演・講師紹介

堀口 正裕 様
TURNSプロデューサー
株式会社会社第一プログレス代表取締役社長
総務省地域力創造アドバイザー

国土交通省 二地域居住等の推進に向けた有識者委員、地域づくり表彰審査委員等、地方創生に関連する各委員を務める他、地域活性事例に関する講演、テレビ・ラジオ出演多数、全国各自治体の移住施策に関わる。東日本大震災後、豊かな生き方の選択肢を多くの若者に知って欲しいとの思いから「TURNS」を企画、創刊。地方の魅力は勿論、地方で働く、暮らす、関わり続ける為のヒントを発信している。 TOKYO FM「SkyrocketCompany スカロケ移住推進部」/TBSラジオ 「地方創生プログラム ONE-J」ゲストコメンテーター

「TURNS」に込められた思い

「TURNS」の「ターン」には
“Uターン、Iターン、Jターンのターン”
“暮らしや社会を見つめ直す、折り返し地点としてのターン”
“そして、次に行動を起こすのはあなたの番(your TURN)”
という3つの意味が込められています。

「TURNS」雑誌発行だけでなく、地域との繋がり、関わり促進のため、ラジオ番組とのコラボや移住促進イベント企画、地域映画づくり、商品開発なども行っています。


人生を豊かにするための選択肢

コロナ禍で「地方移住」がブームとなり、首都圏在住の60%が地方移住を希望している中で、地方についての理解不足・誤解によるミスマッチが増えてきているとのこと。

何のために移住をするのか、それは自分が豊かになるため、幸せになるための選択肢。
新たな働き方、暮らし方を実践することで今よりもちょっと豊かな生き方を手に入れることができます。その入り口として「複業」が注目されているのです。

個人だけでなく、社員のウェルビーイングを実現を目指し、企業も地方との接点を積極的に持ち始めています。

テレワークの普及に伴い転職せずに移住が可能になったり、ライフステージに合わせて住む場所や時間を変更させたり、そんな働き方を推進する企業も出始めています。

堀口様より、2種類の複業を通した地域との関わり方について、実際の事例も交えながらお話いただきました。


地域解決型ワーケーション

地域の課題とワーケーション実践者のスキルをマッチングし、地域の課題解決の糸口とする取り組み。

また、地域の課題解決だけでなく、ワーケーション実践者が地元の子供達に自分の仕事について語る機会を作ることで、多様な職業を知ってもらい、未来の選択肢を増やすことにもつながっているとのこと。

「こんな地域にしたい」という思いと、「こんな生き方がしたい」という思いをマッチングすることが、地域への入り口の一つとして注目されています。

移住せずに地域に貢献

今の仕事や生活を維持したまま、複業やリモートワークで地域創生に外部人材として取り組むことも。

地域おこし協力隊に所属しながら、複業を実践している方や、中には海外からリモートで活躍している方もいるとのこと。

外部人材にとっては、これまでの知見や経験を生かして地域課題に貢献できたり、多様な働き方、パラレルワーク実践でモチベーションアップを、
受け入れ自治体・企業にとっては、地域では持ち得ない知見やスキルが持ち込まれこれまで気づかなかった課題発見や、具体的な課題解決の手法を取り入れることが可能になるというメリットがあります。


【第二部】「私が地域で複業をする理由」

第二部は、「私が地域で複業をする理由」というテーマでの複業実践者とのクロストークを開催しました。

講演講師の堀口様、ファシリテーターの​​株式会社トレジャーフット 取締役 兼 はたふり事業執行役員 辻さんに加え、起業家 兼 フリーランスとしてご活躍されている株式会社D-innovation 代表取締役の新田滉貴様、そしてコーディネーターとして株式会社トレジャーフットの代表取締役田中祐樹さんのお二方にもご参加いただきました。

地域の複業に興味を持った背景とは?

新田様
「将来的に独立していきたいという目標があったが、すぐに独立へと踏ん切りがつかない中で、自分という切り口でいろいろな仕事ができる”複業”という手段を取り入れました。」「はじめは、地元の山梨という軸で地域での複業を開始したが、他の地域についてもリサーチしていく中で、共通の課題や、その共通の課題の原因は地域によって複雑な要素が組み合わさっていること、その地域ならではの課題に紐付いていることに気づき、地域に向けた複業をしていこう、という考えに至りました。」

新田様はオンラインでのコミュニケーションを活用し、全国幅広い地域と複業を通して関わっているとのこと。

堀口様
「遠隔地の地域との関わりは、確実に増えている。」
「複業・パラレルワークは地域では昔から実践していること。実践内容は変化してきており、仕事を取りやすい状態になってきているのではないでしょうか。」

地域複業のはじめかた

新田様
「まずは、お取引相手探し。トレジャーフットのようなマッチングプラットフォーマーへ登録。登録時も本当にできるのかな?もし決まったらどうしよう?と不安があったものの、初めての案件はすぐに決まりました。」

複業を始めるにあたって、”スキルが自分にない”と不安・悩みをいただく人も多いのではないでしょうか?複業を始めるコツなどはあるのでしょうか?

田中さん
「5,000人近くの登録者を見てきているが、資格を持っていても、役職についていてもはじめは、全員自分に自信がないと言っています。必要とされるところに、何を提供するのか、という視点が、特に地域での複業では自分の希少性を高める上で重要。」

堀口様
「趣味でやっていたことが、地域では重宝され、実践していく中でスキルが磨かれ、唯一無二の存在になることもあります。」


今、地域で求められる人材とは?

堀口様
「地域の魅力を本当の意味で伝えられる人材、移住・定住をせずとも地域課題を解決できる人材が求められている印象です。」

新田様
「スキルがなくても外部から来た人の視点で、何かしら貢献できることがあるのではないか?と感じました。」

田中さん
「トレジャーフットでは、web関連の案件が多いです。製造業での販売促進やマーケティングなど」

複業でのバランスの取り方

様々な地域で複業実践をしていると、仕事がいっぱいになってきた時に断りにくいのでは?

新田様
「自分のリソースと関わり方を調整・工夫し、実践可能な形にして受けるようにしています。あとは、お手伝いしてくれる・苦手分野を補ってくれる仲間と一緒に仕事をすることもあります。」

田中さん
「複業で関わる際には、会社のように役割分担されておらず、自分1人で推進していかなければならないので、スキル提供よりも、お客さんと目線を合わせることができるコミュニケーションがいかにできるかがとても重要になってきます。」

新田様
「一番心がけているのは、分かりやすく、寄り添ったコミュニケーションです。」


複業実践プログラム「はたふり」1期生募集中

今回のクロストークの中でも触れておりましたが、複業を始めるにあたって不安を感じる方は多いのではないでしょうか?

「自分にはこれといって特別なスキルや経験はないし・・・」
「何となく興味はあるけれど、基本的な知識も始め方もわからない・・・」
「そもそも地方の企業や仕事って、どうやって探せばいいんだろう・・・」

そんなニーズを受けて2022年8月にスタートするのが、地方複業の実践型プログラム「はたふり」。
12,000人以上の複業人材を抱える株式会社トレジャーフットが、 地場産業とのマッチングで培ってきた "成功のメソッド" を提供する、6ヶ月間の複業人材育成塾です。

この「はたふり」では、自分を商品化してから営業で案件を獲得し、契約から運用に至るまでの超実践的ノウハウを伝授。さらに、実際の地場産業とのマッチングまでを一気に経験することができます。


【応募締め切り:7月31日(金)】


ご興味ある方は、まずは無料説明会にご参加ください。
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