ゆく年くる年〜今年の感想とこれからの果樹の展望〜
今年もあっという間に一年が過ぎてしまった。コロナウイルスによる経済活動の停滞による消費の冷え込みだけではなく、今年2月の高知など襲った寒波や北海道の干ばつなどの異常気象も追い討ちをかける。特に春季に東北一帯を襲った霜害は類を見ないほどの被害を与えた。特に山形のオウトウ(さくらんぼ)は壊滅的な被害を受け全体の収量が例年と比較して3割も減少し、先日の山形新聞の記事によると3~5割減の農家が36%と一番多く5~8割減の農家も24%あったそう。りんごもサビが目立ち、豊作と言われた去年