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世界の子育て《オランダ編》

友人が家族でオランダに行きました。
彼は、ずっと日本の中学校に子供を進ませることに悩んでいたのですが…
なので、オランダの教育についてはずーっと気になっていたのです。
そしたら、noteでこの記事が。


「実践的子育て」を語るPLTSc for kidsさんの記事です。

詳細はぜひ記事を見ていただきたいのですが、私自身、子供を大学生まで育ててきて、

「時代の流れに対して日本の教育は限界だな…」

と思っていたことの解決方法、これだと思った。

ひとことで言えば、『個性に合わせた教育』です。
これって、指導者にも相当のスキルが必要。
でも、できると思う。

日本の場合、先生達は保護者や部活、出世、おまけに大学別の派閥…と教育以外に頭やパワーを使うことが多いのですが、それを全て捨て去れば絶対にできる。
そして、優秀な人が先生になるという好循環が回ってくると思うのですが、いかがでしょうか。

学習って、「いかに自分でやりたい気持ちになるか」だと思うのです。
そして、そのペースやタイミングって子供によって違う。
もしくは、大人になってようやく勉強したいと思い始める人もいっぱいいる。

それなのに同じように、同じペースで進めることを良しとする日本の教育のあり方はもう限界だと思います。
そのスタンスに立つと、できない子にばかり目が行ってしまうものだと思うのです。

できない子ややらない子を何とかしなければ!
となってしまうと、できる子がやらなくなるし、ふてくされる。
(実際、長男はそうだった)

仕方ないよね…全ては人であり感情で動くから。

日本の場合、先生が宿題を出してくれます。
夏休みなんて、ひどいよね…
そして宿題の量についても保護者にあれこれ言われる悪循環。
(私も多すぎるって言ったことあるけど…だって、子供が全然遊べなかったんだもん。)

小学生の夏休みは宿題が多い上にラジオ体操があって、ラジオ体操に行くために6時に起きるでしょ。
「夏休みの方が早起きってどういうこと?」
「宿題が多すぎて遊べないって全然バカンスじゃないじゃん!」
「なるほど、こうして休めない日本人が育つんだな…」
って納得したのを覚えています。

子供が自分で考える、学びたい気持ちにさせるって教育をされていないのが問題だと思うのです。
ですが、これに関しては保護者にも大きな責任があると思います!
保護者が勉強不足なくせに、学校に文句言い過ぎ。
(ブラックはとこが出てきました、ごめんなさい。)
このオランダ式教育を導入できれば、習い事や塾に親が右往左往することもなく、子供の劣等感もなくなり、先生も本当にやりたい事をやれて、教育の質が上がると思います。

もう一つのポイントは、公立私立に関係なく学校の方針がはっきりしている事。
そうなると、どの学校に通わせるか?ということについて保護者の意思がはっきりしていなければいけなくなります。

今の日本では私立の小学校は方針がはっきりしているけど、公立に通わせる場合は深く考えない。
…というか、公立か、私立か!という選択肢。
もちろん、私立はそれぞれに教育方針もはっきりしているので保護者の方針に沿った私立学校は見つかると思います。
ですがそこにはお金がかかる!
なので、日本のほとんどの小学生は保護者の教育方針に沿った学校に通っていないのが現実です。

それなのに、自分の教育方針がはっきりしていない保護者がウダウダ言い過ぎなんですよ…
学校もそれに付き合ってしまうので、結果教育の質が下がっているというのが現実だと思います。

子供を連れてオランダに行った彼は本当にすごいと思う。
それができる実行力と経済力はともかく、日本の教育に感じている違和感を無視しなかったところ。かな。

参考になるかはわかりませんが…
私の子育ての基準は
「社会に出た時に自分で稼げて生きていける人間に育てる」
ということでした。

それを最終目的に据えて、細かいことは考えない。

ここまで達観できると彼らが経験する全てを前向きに捉えることができて、保護者としてブレずに入れたと思います。
大学や就職にこだわっていないので、ふたりとも偏差値60以上の大学に行けたのは奇跡だと思っています…


ありがとうございます😊 引き続き優良な情報をお伝えできるように頑張ります!