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風/本

 本日は非常に風が強かったので、基本なにもやる気にならなかった。
 天気のよい日は天気のよい日の、雨の日には雨の日なりの過ごし方、楽しみ方があるのだけれど、風の強い日は何をしていても集中できない感じがする。

 とりあえず、『ホモ・ルーデンス』や『遊びと人間』を読んでいて、思ったこと。

○闘争心や攻撃性を、生のまま「むき出し」にしてしまうと、人間同士の社会生活が成り立たなくなってしまうので、スポーツや法廷などのなんらかの「形式」に落とし込むことによって、人は「社会」というものを維持しているのではないか。俗な言い方をすれば、「マジ」でやると「ヤバイ」から、ほどほどにしとけ。

○「遊び」という単語を使ってしまうから、「遊び」という言葉の持つライトなイメージにひっぱられてしまって、本質をつかみ損ねるのだけれど、「人々が日々の生活を、つつがなく円滑に再生産するための主体的な営みや工夫」みたな言い方をしたほうが、個人的にはしっくりくるような気がする。つまり、「遊び」ではなく「知恵」。

 たぶんこれ、2年くらい前に読んだ、カール・ポランニーの『経済の文明史』と関連づけて考察したら面白いのではないか、という気はするけれど、同時に気がすすまない。

 素人が趣味でやるには、カロリーが高すぎる。

 あと、Amazonがおもしろそうな本を関連書籍として紹介してきた。

 出版されたのは、今年の8月だという。読みたいけど時間ないし、3800円は高いよ。年末年始に読むにはちょうどよさそうな感じはするんだけどな。あまり時間をおくと「旬」を逃しそうな気もするし。悩ましい。

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