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【育児休業】育休パパは1日をどう過ごしているのか?!

 前回、育児休業給付金についてお話しましたが、実際に

育児休業を取得しているパパは、

1日・1週間をどう過ごしているのか?

気になるところですよね


 ママからすると、どんなことをパパにしてもらおうか

期待し、パパ何をお手伝いしたらいいのか?家事なのか

育児なのか?わからないって方も多いのではないでしょうか?


 今回は絶賛育児休業中の私がどんなスケジュールで生活

しているのかをお話ししながら、育児休業をうまく活用する

には、何に気をつければいいかをお話していきますね(^o^)

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 そもそも育児休業を取得した時、ママ達はパパにどんな事を

期待しているのでしょうか?

1.家事、育児の分担以上に心理的負担を分担したい
2.主に家事と上の子のケア
3.家事も育児も一通りできるようになってほしい
4.新生児の大変さを知ってほしい。新生児のうちから育児に
  関わってほしい

参考:FQJAPAN 男の育児バイブルより

 パパさん達いかがですか?

ママ達から期待されている事してますか?(笑)


 男性の場合、つい何かをやることで育児・家事に貢献

していると思いがちですよね


 実は女性は1や4から見えるように、何が起こるか

わからない泣いたり寝なかったりといった、どうして

こうなるのか?死なせないようにという不安が、

『24時間赤ちゃんと一緒にいること』

心理的負担となるのではないでしょうか?


 そうなると、この記事にもあるように

1.タスクの見える化
2.役割分担やお互いの要望の話し合い
3.役割分担に双方納得してるか

がうまくいくコツとなっていますが、より2や3を重視

することがポイントになりそうですね。


 実際うちの場合、妻の苦手な

1.掃除機がけ
2.洗濯・収納
3.洗い物・収納
4.風呂掃除・トイレ掃除
5.下の子のオムツ替え・授乳
6.上の子の保育園・療育の送迎
7.役所や保育園・療育の手続き等
8.家族のスケジュール管理
9.家計管理 
10.子供の通院付添

などは、ほぼ毎日、毎週、毎月行っていますが、妻は妻で

やることの内容や質に不満があるようです(笑)

 

 ですので、いくら

「家事や育児を手伝っている!」

と言っても、ママ・パパの意識や満足度の差は埋まらないと

言えます

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 私は以前、在宅介護のヘルパーをしていましたが、在宅

サービスで最も難しく、クレームが多いのは身体介護では

なく、家事援助でした


 一見、身体介護のほうが難しく思えますが、家事援助の

場合は、お宅でそれぞれ家事のやり方物の配置料理の味

キレイ

基準が大きく異なります


 身体介護はある程度プロセスが人それぞれ違っても、結果

安全で体に負担のない介護結果なら不満は起きにくいのですが、

家事援助の場合は、料理の味が美味しくても、キレイに整頓

したりと結果を出しても

『プロセスがその人の望むモノでないと満足しない』

ということが生まれます


 つまり家事・育児

『女性それぞれにコダワリがある』

と男性は認識しておかないといけないのです


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  一方男性が育児休業を取得した際のメリット過ごし方

お話しないといけないですね(笑)


 男性が育児休業を取得すると

1.子供の成長を間近で見られ、変化、経過がよく分かる
2.奥様とのコミュニケーションの時間が増える
3.将来について考える時間が出来る

などのメリットが挙げられます


 1の子供の成長は、体験してみるとわかりますが、赤ちゃんの

成長は数週間単位で変化が起こります。

 

 出来なかったことが出来るようになったり、笑顔が出たりと

この時期にしか見られない変化

を見ることが出来ます


 これは人生一度きりですから、この時期の成長を体感して

おかないことは

『損してる!』

と断言できます

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 2の奥様とのコミュニケーションは、お子さんの話題が主に

なりますが、将来を想像してみたり、お子さんがいなかった時の

コミュニケーションとは内容が変わってきます

 『自分を見てくれなくなった』

ヤキモチを焼いてしまう人もお子さんを一緒に見ることで

そのママの気持ちがわかるのではないでしょうか?


 何より、ママが育児でしてほしいことNo1とも言える、育児の

不安の分担は、

ママと子供を一緒に見ながらのコミュニケーション

で、かなり解消されます


 赤ちゃんが起こすアクショングズりその場で一緒に見る

ことで、

1.すぐにパートナーに相談が出来る
2.解決できなくても役割分担して、調べたり、連絡したり出来る
3.一緒に喜び、泣くという場面から共感が生まれる

などが出来るので、ママの不安はこれだけでも分担してあげられる

思いませんか?


 パパに家事や育児スキルがたくさんあるからと言って、ママが

育児休業で満足するとは限りません

 

 子供を一緒に育てるパートナーという観点でいうと、むしろ

このスキルや時間を取れるかが大事ですね(^o^)

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3の将来について考える時間については、仕事が忙しい子供の

進学など、ついママに任せがちです

 

 またその場その場切羽詰まってから考え始めると、調べる時間

結論の精度が落ちてしまいます


 育児休業という時間を機早いと思わず、お子さんの将来だけで

なく、

『自分たちの将来についても考える時間』

と捉えることです

1.自分たちのこれからのイベントやしたいことの年表を作る
2.どのくらいお金がかかるかを見積もっておく
3.住まいの地域の情報を集めておく・ネットワークを作る

など、せっかく話し合ったり夢を語る時間を取っても、

形にしておかないと意味がありません


 特に3の地域の情報集め・ネットワーク作りは仕事のない

育児休業の時間だからこそ可能とも言えます


 ネットワーク作りは将来お子さん自分たちにとって、

いつどこで役に立つかはわかりません


 しかし、やること自体が

「パパのスキルアップにつながる」

と考えてみるとどうでしょうか?


 普段つながりのない人達人間関係を作る、そこで

何かを発信する形を作ることは、仕事でも役立つこと

です

『プライベートも仕事の延長みたいで嫌だ!』

と思う方は、多分育児休業を取ってうまくいかないでしょう^^;


 私は例え赤ちゃんでわからなかったとしても、将来子供の

ために地域で活動する姿子供に見せたいと思っています


 そんな想いもあって、板橋区で発達障害を持つ子の保護者

向けに勉強会を開催しているのです

参考:日経DUEL「育児で仕事のスキルが磨かれる」第2子育休編より
   (注:全てを読むには有料会員になる必要あり)

 いかがでしたでしょうか?


 育児休業取得はまだまだ世の中的に少ないですし、経済的な不安

パパの意識など課題は多いと思います


 また育児休業取ってみたものの自分のやりたかったこととは違い、

ママからは不満を言われ散々という方もいるかも知れません


 ただ

『人生は一度きりです』


 育児休業はパパとしてだけでなく、人間としての経験値という

意味でも、一度取得してみるべきです


 これが今回私がお伝えしたかったことです


 次回は育児休業後復帰はどうなる?経済的にはどうなる?

などについてお話していこうと思います(^o^)



 


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