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読書感想「最高の幸せは、不幸の顔をしてやってくる!」

しんちゃんさんの著書、「最高の幸せは、不幸の顔をしてやってくる」を読みました。

しんちゃんは元々高校球児だったのだけれど、甲子園に出られるかどうかの所で怪我、そして手術をしなければならなくなってしまいます。

甲子園は断念しましたが、プロ野球選手の夢は捨てずに努力し続けること6年。
同世代が就職し、人生を進めていく中焦りもあったと思います。
何度もプロテストを受けましたが、結局不合格。

しんちゃんはそこから「努力が報われる訳ではない」ことを知り、しんちゃんなりのやり方を模索していきます。
それは、とにかく「まず自分が楽しむこと、幸せになること!」
常識から言えばあり得ない考え方ですが、しんちゃんはそのやり方を信じ実践することで、なんと保険営業の会社を2ヶ月で退職したにもかかわらず、日本のトップセールスマンになってしまうのです!!これには本当に驚きました。

これまでの社会の常識は、「辛くても耐えろ。もっと頑張れ!」だったと思うのですが、しんちゃんの「みんながお葬式の様な顔をして、お客さまの為でなく会社の利益の為に保険を売っているのが嫌だった」という捉え方、その気持ちを信じて会社を辞める行動力(プロポーズが成功した直後なのに!)も、本当に驚かされました。

しんちゃんはとにかく、誰かの作った社会の常識よりも、自分の感性や心を信じていたのだと思います。同じ様に感じたとしても、同じ様に行動できない。できたとしても、今なら「最近の若いものは、、すぐに辞めてしまって」等と言われ、その後成功することなど困難。と思ってしまうと思います。

しんちゃんは全てにおいて違いました。
とにかく、「今自分が幸せでいる」ことに決めたのです。
そして個人で保険の代理店を始め、保険を売り込まずに、目の前の人を笑顔にすることを仕事と思うことにしました。

その後はさまざまな奇跡の様な出会いや人が人を呼びセールスは爆上がり、実家を会員制のふぐ屋さんにして人に手伝ってもらって経営者としても活躍。
そしてその後の突然の逮捕からの講演会で話をする様になるまでのストーリーも、まるで漫画か何かの様な劇的なお話しでした。

本当に感銘を受けたのは、どんな時も発想の転換で、「最高ー!しあわせー!」にしてしまうしんちゃんの強さ、そしていつも信じてくれる家族がいるありがたさ。
つい、無いない病になってしまう私にとっては、まず今幸せであると決める。は本当に目から鱗でした。

そのほかにもしんちゃんの素晴らしいイメージの力を使った体験談がぎっしり!
何度も何度も読み返したい一冊になりました。

読んでいただきありがとうございました!

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