旅行にも、ちょっとそこまでにも。疲れにくくて使いやすい「ヘルシーバックバッグ」が超おすすめ

ヘルシーバックバッグというショルダーバッグをご存知でしょうか?

独特のしずく型がかわいいショルダーバッグです。
カイロプラクターと医師が開発に携わっており、身体に負担がかからないと謳われています。以前はアメリバッグという名前で展開していました。

「ヘルシーバックバッグ」は背中を痛めた一人の女性教師の「身体に優しいバッグがほしい」という想いから誕生した、他に類を見ないコンフォータブルなバッグブランドです。(日本公式サイトより)

身体に優しくて、個性的な形なのにシンプルなデザイン、しかも使いやすい。機能とデザインのバランスがとても良いバッグです。

私はふだん引きこもっているくせに、旅行や買い物に出た時はたくさん動き回るため、両手が空くショルダーバッグがほしかったのですが、ショルダーは気がつくと腰が痛くなってしまうので、できるだけ身体に負担のかからないバッグはないかと探していました。

そして、このヘルシーバックバッグに出会いました。

2018年7月現在、2017年の3月に購入してからほぼ毎日使ってみて、本当に使いやすくて心底買ってよかったと思っているので、全力でおすすめしたいと思います。

せっかくおすすめするのだから、気になった方には買って使ってほしいので、よかったところだけでなく、長く使ってみて少し残念だったところも包み隠さず書いていきたいと思います。

私が持っているモデル

カラバリや表地の素材など、とにかく種類が豊富なのですが、
まずは私が持っているものを紹介します。
このモデルをベースにレビューを書いていきます。

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マイクロファイバーのSサイズ、色はネイビー。

独特なしずく型のフォルムが印象的です。コンフォート系の小物とか靴ってどうしてもデザインが野暮ったいことが多いんですが、結構スタイリッシュなデザインだと思います。

マイクロファイバーは表面にフッ素加工が施されていて、ほんの少しだけ光沢があります。丸洗いできるテクスチャードナイロンが人気のようですが、私には似合わなかったのでこちらを選びました。

追記
2021年5月時点で、4代目に突入しました!笑
相変わらずマイクロファイバーSサイズですが、色はモザイクブルーに変えて少し明るくなりました✌

定価は12,650円ですが、公式サイトのクリアランス品や、並行輸入、型落ち品などを探せば半額以下で買える事も。カラーバリエーションも豊富です。

サイズバリエーションも豊富なので、用途や身長に合わせて選ぶことができます。

最小サイズは「バッグレット」。ポーチやバッグインバッグ、ウエストポーチとしても。

バッグレットよりやや余裕をもたせた「ラージバッグレット」。

Mサイズは通勤や日帰り旅行、観光のお供などに。

Lサイズは一泊二日の軽い旅行や出張にも。(現在日本では生産終了しているみたい?)

ビッグバッグもあります。ジムやちょっとしたアウトドアにも。ママバッグとして使う方も多いです。

実店舗もあります。正規店がいくつかあるほか、セレクトショップや百貨店、ロフトなどで期間限定ショップやフェアをやっているので、そこで実物を見ることもできます。

もちろんAmazonや楽天でも買うことができます。

◆公式オンラインストア → The Healthy Back Bag 日本公式

◆Amazon → Healthy Back Bag(検索結果ページへのリンク)

◆楽天市場 → Healthy Back Bag 公式ストア

とにかく種類が豊富で、色・柄や生地の質感で印象が全然違うので、可能なら正規輸入元がやっている期間限定ショップで、ぜひ実物を試着してみるのがおすすめします。

ほぼ毎日これでいける

ここからは実際に使ってみたレビューです。

もともとデイリーにも旅行にも使えるバッグが欲しくて買ったんですが、予想以上に使い勝手が良くて、この一年ほぼ毎日これでした。

普段の買い物や街歩き、帰省や旅行、外出という外出ほぼ全てに持っていきました。

持ちやすくて、いざという時にはそこそこ荷物が入るので、日々の買い物から長距離旅行時の手荷物まで本当になんでも使えました。
デザインによってはスーツにも合うと思います。

流石に毎日ヘビロテしてたら一年でヘタっちゃったので、実は同じものをリピ買いしてしまいました。人生で初の、小物のリピ買いです。

一年間使ってみて、よかったところ4つ

・見た目以上に大容量
・計算された豊富な内ポケット
・サイドファスナーで取り出しやすい
・重さを感じにくい形

公式サイトに書いてあることとあんまり変わらないんですが、実際に使ってみて本当にそう感じました。ひとつずつ説明します。

見た目以上に大容量

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荷物が多い時をイメージして、ものを入れてみました。
ファスナーをしめた状態と、中身を出した状態です。

結構、見た目の割に入るなあと思いませんか?
(カバンの中身晒すの恥ずかしい)

ちなみに中身は以下の通り。
・貴重品類(財布・パスケース・スマホ)
・化粧ポーチ、サニタリーポーチ、汗ふきシート
・ユニクロのメッシュパーカー
・ガジェット類(モバイルバッテリー・イヤホン)
・折り畳み傘
・本(新書判)

ちょっとわかりにくいですが、伊勢丹の紙袋っぽいのが本です(笑)
紙袋でブックカバー作りました。

これらが入ってきっちりファスナーしまります。
それでもまだ余裕が少しある感じ。  

あとこれにペンを入れたり、薄手のミニノートや手帳くらいだったら入りそうです。傘がスリムなものなら、ペットボトルも入りそう。

私はよく神社巡りに行くのですが、場所によっては結構歩いたりプチ登山じみた感じにもなります。そうなると、冬でも結構汗をかくし、手荷物がわずらわしく感じます。

そういうときに、このバッグに財布とスマホ、ティッシュや日焼け止めなどの最低限の荷物と、フェイスタオル2枚とペットボトルを入れて登ります。夏場は帽子や日傘なども入れて。

以前はお弁当用のミニトートみたいなものに荷物入れてましたが、これを買ってからは両手が空くのでおかげでだいぶ快適になりました。

普段の外出でも、季節の変わり目にカーディガンやマフラーなどを入れて手荷物を減らしたりできます。

計算された豊富な内ポケット

大容量なだけのバッグならいくらでもありますが、このバッグが使いやすい理由は、実は内側の構造にあります。内ポケットがめちゃくちゃたくさんあるので、細々したものも迷子になりにくいです。

個人的に嬉しいのは背の方にある縦長ポケット。内と外にひとつずつ付いています。夏場は内側のポケットに日傘を入れてるんですが、底がバッグの中ほどなので、ちょうど頭が取り出しやすい位置に来るのがいい。

傘以外にもペンケースやペットボトル、メガネケースなども入れられます。縦に畳めば紙の地図なんかも入りますね。

他にもスマホを入れたり財布を入れたりと様々な大きさの内ポケットがあります。何を入れるかはあなた次第、と公式サイトにはあります。

「そんなにポケットいっぱいあっても使いこなせない、ズボラだもん」と不安に思う方もいるかもしれませんが、安心してください。むしろそんな人にこそ一回使ってみて欲しい。

何を隠そうこの私も、このバッグを持つまで、バッグの中ガチャガチャの内ポケット使いこなせないマンでした。 あらゆるバッグにありがちな「豊富な内ポケットが使いやすい!」っていう宣伝文句が全然ピンとこなかった。

整理しようと思ってバッグインバッグを使っても、いつのまにかそれが空になってたりするレベルのズボラ。かなり悲惨です。
(ちなみに空になるのは、出したものをカバンにしまうとき、雑に放り込んでしまうから。そしてスマホや財布が埋まる。レジ前で慌てる)

でもこのバッグにはいろんな形の内ポケットがあるので、サイズに合わせて入れるものを仕分ければ、ポケット浅すぎていつの間にかカバンの底に落ちてるとか、はたまた深すぎて取り出しにくいということがほとんどない。

使いやすいから使おうという気になって、それが習慣になるんですね。

ぶっちゃけると今でもたまに疲れててポーイって突っ込んで「あれ?どこだ?」ってなることもありますが、前よりはかなり減りました。本当ですよ。

取り出しやすいサイドファスナー 

そして荷物が多くなると奥底にあるものが取り出しにくくなるのが難点だったりしますが、このバッグはファスナーが横についているので、中がよく見えて取り出しやすい。

そしてそれだけじゃないんです。

まずどんな形で担いでも、体の内側にファスナーが来るので担いだままでファスナーを開けられます。片かけならそのまま、斜めがけでも紐を緩めて前に回せばそのまま開けられます。

両手が空くのは魅力的だけど、ものを出すためにいちいち肩から下ろすのが面倒で、デイパックやボディバッグを避けてた私みたいな人にめっちゃおすすめ。

そして縦長のバッグに対して縦に開くので取り出しやすいです。滑り止めのおかげもあって、片手がふさがってても取り出せます。この取り出しやすさに感謝するシーンは、この一年多くありました。

そして担いでいる限り、常に体の内側に来るので、防犯的にも◎。
いつの間にやら知らない人にファスナーを開けられてた…なんてことにはなりにくい。

重さを感じにくい形 

たくさん入って取り出しやすい…でもたくさん入れると重くなるのは当たり前なんです。人もモノも、重力に逆らうことはできない。

ですが、ヘルシーバックバッグは身体にかかる加重を分散させることで、体感の重量をかなり軽減できる設計になっています。

まず、先述の内ポケットにものをしまうことで、加重が均等にかかりやすくなります。

そして、独特のシルエットが背骨のカーブに沿うよう計算されていて、どの方向で背負っても体にフィットしてくれます。そしてフィットすることによって加重が分散し、重さを感じにくくなります。

ちなみにフィットさせればさせるほど重さを感じにくくなるので、たくさんものを入れたときは、斜めがけにしてストラップをしっかり締め、身体にフィットさせるとより重さを感じにくくなります。

ちなみに私は斜めがけが壊滅的に似合わないので、普段は片方の肩にかけています。それでも身体は楽です。

ただ、 あまりにも疲れたときや、ガシガシ歩きたいときは、見た目とかどうでもいい!しゃらくせえ!っつって斜めがけにしていますが。ぶっちゃけものすんごい楽です。

しっかり上半身で支えている感があるし、私みたいなたまにしか出かけないインドアオタク(インナーマッスル皆無)でも、重さは苦になりにくい。

これまで持っていたショルダーバッグって、肩だけでなく腰も痛くなってしまうことが多かったんですが、このバッグにしてからそれがほとんどなくなりました。

ちなみに、いくら体に沿う形とは言え、登山用のザックのようにベルトで固定出来るわけじゃないので、靴紐を結ぶために屈んだりすると普通に頭の上に落ちてくるので注意は必要です(笑)

たくさん入れても重さを感じにくいし、おまけに取り出しやすいっていう。痒いところに手届きすぎ。どんだけかいてくれるの。 

一つのデザインにいくつもの意味や機能が込められているのって、開発や研究がしっかり行われた証拠ですよね。

ワンショルダーにありがちな「モノが取り出しにくい」「肩や腰に負担がかかる」といった部分はすごく高いレベルでクリアされてますし、その点に関してはとにかくおすすめです。

私にとっては少しお値段が張る買い物でしたが、使ってると本当に体が楽で、どーでもよくなりますよ。私はだいぶボロくなってしまうくらい気に入って使い込みましたが、ニーズが合う人には本当に合うバッグだと思います。

ただ、一年使って、機能的には超満足なんですが、ちょっと残念な部分もあったので書いておきます。

一年使って残念だったところ2つ+α

・フッ素コーティングの劣化が汚い
・滑り止めが破れて来る

本当に機能性に関しての不満は一切ないんです。ないんですが、道具である以上、やはり使い続けると劣化はしてきます。

革のバッグとは違って「劣化が味にはならない」ってことです。

ちなみに写真も載せますが、長持ちしないというわけではなく、毎日同じものを一年以上、結構雑に使っての劣化具合ということを念頭においてご覧いただければ幸いです。

フッ素コーティングの劣化

マイクロファイバーは、表面にフッ素コーティングがしてあります。フライパンと同じですね。 なのでまあ、同じく劣化します。

画像3

左が現在、右が買ったばかりのもの。毎日ヘビロテしてだいたい一年ほどでしょうか。
(うーん、普段使ってて気づきませんでしたが、こうして改めて写真撮ってみると結構汚い…。)

かなり扱いが雑な自覚はあるので、地べたに置かないとか、そういうところに気をつければもっと持つ気がします。笑

全体的に白く浮いてるんですが、主にフラップ裏のマジックテープの形が白浮きしてますね。ほかにも、パスケースの装飾が擦れてちょっと白い傷みたいに浮いてます。

白浮きに気付いてからはパスケースを裏返しにして入れていますが、それでも日々の摩擦で浮いてきます。

あと多分全体的に白っぽく汚れてるのは、一度砂地に落としたせいかも。
ウエットティッシュで拭いたんですけど、粒子が細かく少し色あせたような感じで戻りません…。  

テクスチャードナイロンの方は丸洗い可なので、この問題はクリアできるのかな。

滑り止めが破れてくる

画像4

ぶっちゃけ、もうこれはどうしようもないと思います。
このバッグで一番負荷がかかる部分だし。

滑り止めの素材はおそらくシリコンゴムです。

滑り止めゴムが固いのか、内側に曲がったようなシワがつき、だんだん浮いてきます。滑り止めは、一番劣化が早いと思うので、長持ちさせたければ負担がかからないようにする必要があるかも。

浮いてシワになったところが一番擦れるので、そこが擦り切れて破れてくるんですね。 内側に曲がるとデコボコしてきちゃうので、しまう時は滑り止めがついてる部分は伸ばして収納するのがいいと思います。

片方の肩で担ぐときはできるだけストラップを手で持って摩擦を減らしたり、斜めがけでも前に回すときは緩めてから回すようにする、という風にした方がいいかもしれません。ちょっとめんどうだけど。ニット着てると毛玉も気になるしネ……。

その他気になったこと

他に細々したことがあるとすれば、2017年のモデルは、外ポケットのフラップがマジックテープでした。ここは好みが分かれるところ。

ちなみに2018年以降のモデルではマグネットに変更になってます。

並行輸入品は古いモデルが混在してる可能性があるので、買われる方はよくご確認ください。一応、マジックテープの良さとしては、音するのが逆に防犯的にもいいかなとも。外から見えるものでもないですしね。

あと個人的には金具の色が選べるといいなぁと思います。 金具の色は現在つや消しのシルバーしかないので、メッキでもいいからイエローゴールドとかあると嬉しい。パーソナルカラー的に。

まとめ

本当に、疲れにくい、重さを感じにくいっていうのは間違いないです。
荷物の多さにもよりますが、カジュアルなショルダーバッグの中では結構入る方かと。

縫製も丈夫でしっかりしてて、表面加工こそ劣化はしましたが表地が破れたりとかしてないし、バッグとしての品質の高さを感じます。

表面の素材は、化繊だけでなくレザーやコットンのモデルなどもあるので、TPOに合わせて使い分けることができます。

耐久面に関しては、私みたいに考えなしにヘビロテするとこんな風になっちゃうよってことですので、週末だけとかジムのときだけとか、使用頻度が低ければ2年とかは軽く持つと思います。

まあ化繊は経年劣化するんで、いずれほっといても数年後には加水分解しちゃうと思えば、消耗品と割り切って毎日ガシガシ使ってガシガシ買い換えてもいいと思いますけどね。それくらい使いやすいですし。

唐突ですが、おしゃれは我慢という言葉があります。  

ある程度の緊張感や締め付けはもちろん大事ですが、せっかくのお出かけに、身に付けるもののせいで身体を痛めて楽しめないのはもったいないことだと思います。

私自身も、新婚旅行のときに靴とバッグのチョイスを間違えて、腰と足がかなり痛くなり、満足に観光を楽しめなかった苦い思い出があります。

そんな経験もあり、自分の身体にとって心地のいいものを持とう思い始め選んだバッグでしたが、すごく満足しています。

私と同じような経験をした方、まだされてなくても疲れにくいカバンをお探しの方に。 また、心地よく過ごしたい日、思い切り楽しみたい日のお供に、このヘルシーバックバッグをおすすめしたいです。

ご購入はこちらから。

◆公式オンラインストア
正規店や期間限定出店の情報も載ってます。
The Healthy Back Bag 日本公式

◆Amazon
Healthy Back Bag(検索結果ページへのリンク)

◆楽天市場
Healthy Back Bag 公式ストア


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