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初キューブリック体験記。

日々を丁寧に生きるということ。

毎日続けたいけどなかなかそうはいかない。

様々な誘惑に負けてしまう。

それはいけないことでは決してない。

よくないのはこれをやらなきゃなと思いながら、違う誘惑に流されること。

そうすると中途半端に気持ちがどっちつかずになる。それが充実しない1日を作る大きな要因だと思ってる。

今日は映画を見たい気分だったので、映画に集中できるように見始める時間を決めてそれまでは他のやりたいことに集中しました。

自分は集中力がない方だから、娯楽なしで集中し続けるという計画はだいたい失敗に終わります。なのであらかじめ1日のはじめにこの時間からは映画を見ると決める。そうするとそこまでは結構、集中できる。今日はそれがうまくいった。

というわけで初めてキューブリックを見ました。

時には1年に150本も見てたほど映画好きなのに何故か触れてこなかった、スタンリー・キューブリック。2001年宇宙の旅すら見たことないんです。

これじゃあ、映画好きは語れない。ということで時間もあるわけだし、彼の作品を見てみようと思って選んでみたのがシャイニング。

Netflixにはこの作品しかないみたいです。オリジナルは最強ですが、既存のコンテンツに対しては弱い方向性もある気がする。。。頑張って欲しいです。

さてはこのシャイニングをみてみて何を考えさせられたのかというと、何も考えないで映画をみることの楽しさを考えさせられました。

これを見て、映画にはこういう楽しみ方もあるというのを思い出した。
そこに哲学的なものは一切感じず自分はただただ映画を怖がっていた。

そして楽しんでいた。noteとかをやってると特にそうだけど、作品を見てる時にすぐ意味を考えてしまう。この映画はどうだったとか映画を見て何を考えさせられたとか。すべての行動がネタになる可能性があるので常に意味を考えるクセができてしまった。

最近の自分はすべての行動に意味を当てはめる。そして、それに嫌気がさしてる自分もいる。何かの考えや気持ちを毎日、言語化する必要があるためまだ整理がついてないものも半ば無理やり言葉にしてしまっている。

嫌気がさすけど、でもそれは求めていたものでもあるんです。毎日投稿を目標にしてると否が応でも何かを考えて文章にしなきゃいけない。そうすることで自分を追い込んで、苦しんでそれでも産み続ける。それこそが自分の求めてたものではあるんです。

もう矛盾してますよね。ただただ楽しんだけど、映画見てる間にも無意識に「この初キューブリックをどうやったら今日のnoteのネタにできるか」ということを考えてた自分に気がつきました。

さらにその矛盾を楽しんでる自分もいたりするんです。
その半分職業病みたいなのに嫌気がさしてるし、でもその状況を楽しんでもいる。気持ち悪くなってきました笑。

素直じゃない映画鑑賞ではあったけど、そんなことを考えさせてくれた初めてのキューブリックでした。


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