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コロナ禍のリモート転職活動の学びと報告


こんにちは!スタートアップでデザイナーをしているなまぬるいおにぎり🍙です。約1ヶ月間の怒涛の転職活動を終えたので簡単な報告と、コロナ禍でのリモート転職活動の自分なりの学びを残したいと思います。(と言っても当たり前のことが多いかもなので、生温い目で見てください🥺 )

ちなみに今年の春先にも転職活動をして報告のnoteを書いたのですが、色々と考える所があり再度転職活動した次第であります。

内容がデザイナー職に若干偏ってますが、コロナでも転職頑張る!な人のお役に少しでもなれば嬉しいです。また、応募者の目線で大変だったポイントも書いているので、採用担当の方の参考にもなれば幸いです🙏


ぶっちゃけこのご時世での転職活動、どうだった?

以前と比べて市場的な厳しさは感じました。(もちろん自分の実力不足もあったとは思います)ポートフォリオでの書類選考はほぼ通過でしたが、思わぬ所でアッサリ落ちたり(志望度高めな所でいきなり書類落ちした時は凹んだ)、企業方針が変わり途中で採用募集枠自体がなくなったりなど、序盤からかなり不安でしたw(面接に落ちれば自信もなくなるので、「受かることが目的じゃない、最終的に自分にピッタリ合う企業と1社マッチすることが大事だ!」と言い聞かせて前を向いていました。最終的には1社しか行けないですからね。)

また、ご時世的に基本リモート(オンライン)だったのは有り難かったです。ただし、オンライン中心の転職活動では気をつけないとと思うことや学びがありました。


リモート転職活動のざっくりフロー

①書類選考(ポートフォリオなど)
②面談:100%オンラインで実施
※会社によって①②が逆の所も多かった
③1〜3次面接:オンライン
④デザイン課題:オンライン(ある所とない所があった)
⑤最終面接:オフィスで対面が多かった(任意)
*会社によって最終面接後の会食あり(任意)

会社によってフローはまちまちで、基本的にコロナ前と変わらないですが最終面接だけ対面という所が多かったです。

またデザイン課題について友人デザイナーから聞かれることが多かったのですが、私は事業会社のデザイナーをメインで受けておりFigmaでオンラインで画面共有しながらこんな感じで発表してました。(Figmaはいいぞ〜💪 FigmaはリモートでのUIデザインのやりとりに最適って感じます)

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↑コレ、作業時間2日弱しかなかったのですが、ふんわりした課題(要件)をもとにユーザーテストしたり要件定義したりして施策とデザインをそれぞれ2案提案しました🤔当時時間なくて急いで作ったので見辛いのは許してくださいw(グレーのところには画面デザインが沢山あるイメージ)

これは一部ですが、これ以外にもより伝わりやすくするために発表用に簡単にプロセスをまとめたりもしました。これは後の項目でも出てくるのですが、オンラインメインの選考だからこそ相手に伝わりやすくする工夫は大切なのかなと思います。(ちなみに私は割とふんわり要件を自走しながら組み立てて推進してくのが好きなので楽しかったですw タイトなスケジュールなのにユーザーテストに協力してくれた友達には感謝…!)さて、本編です。


リモート転職活動の良かったこと・注意すべきこと

良かったこと

🙆‍♂️ 面談はオンライン一択!コロナ後も面談はオンラインでお願いしますw
→気になった所は沢山お話聞きたい!と思うので、移動もなく予定も組みやすいオンライン面談は楽でした。移動もない分沢山入れられるので今後も面談〜1次選考まではオンラインがいいな。
🙆‍♂️ 画面共有で見せたいものの伝達がしやすい
→会社資料やこちらのポートフォリオ説明など画面共有を使えば楽チン。予め見せたいものを開いて準備しておくとスムーズ。

ぶっちゃけ良かったことはこのくらい😇でも出不精な私には絶大なるメリットでしたw  次に、注意した方がいいこととやったことです。


注意した方がいいこと・やったこと

🙅‍♀️ 会社や社員さんの雰囲気が掴みにくい
→オンライン自体、得られる情報量は少ないです。相手がマスクしてる可能性もあるので顔もわからないw(対面の面接で透明のフェイスシールドをつけていた方がいて、表情が見えるのは良かった🙆🏻) 物理的にオフィスがない場合を除いて、最終面接では来社するなどどこかのタイミングで一度は直接自分の目で見ることをおすすめします。自分も最終面接ではオフィスで直接面接させてもらい、現場の社員さんとのお話の機会をもらったり社内見学して雰囲気を掴みました。特に自分の上司となる人や、よく一緒に仕事するであろう人とは直接会っておくとベスト。(当たり前かもですが…!)もっと具体的に相性やコミュニケーションの雰囲気を知る質問例は後述します。
🙋‍♀️ 自分だけで手に入れられる情報量に限りがある分、疑問や不安な点は自分からリクエスト!ネガティブな話も確認しておく!
→オンライン中心の選考だと、オンラインで話した人しか知らない・オンラインでの情報からでしか判断できない…なんてことになります。選考中は「楽だな〜」と思うものの「実際にその企業に入社するかどうかの決定をするタイミング」では不安が出ることも。自分もそうでした。オンラインで話した限りでは良さそうだけど、その人しか話してないし、実際の雰囲気はどうなんだろう。このまま入社して大丈夫なのかな…とか。なので、先方の可能な範囲で情報を自分から取りに行く(リクエストする)といいのかなと思います。選考フェーズによって別の社員さんとのお話や社内見学の機会をもらうなど。またリモートに限らずですがネガティブな情報も聞いた方が絶対にいいです。(例えば直近で選考ポジションで退職者が出ていた場合の理由やチームでのリアルな課題など)お互い本音で話すのが一番だと思うので。
🙋‍♀️ 自分のことを知ってもらい伝わりやすくするための努力をする!w
→オンラインでこちらの得られる情報量に限りがあるのと一緒で、面接官も「画面越しでの私」を知るには限界があります。簡単に自分を知ってもらうための自己紹介資料を用意したり表情が暗くならないようにライトを付ける・画面共有で制作物をすぐに見せられるように準備する等。また、私の場合はある程度「自分のキャラ」を知ってもらいたいのがあったのであえて「仕事中は真面目ですが、割と冗談も好きでコミュニケーションにユーモアも織り交ぜてくスタイルですが大丈夫ですか?w(何が大丈夫なんだ)」みたいにパーソナリティをちゃんと伝える場面もありましたw

↓これは一例ですが、自分は面談で話しやすいようにこういうのを用意していました。もちろんこういうのを用意したからどうとかはないと思いますし口頭で説明でも良いのですが、画面に写しながら話すことで口下手な自分が話しやすい&相手へ伝わりやすくなるかなと思ってやりました🙆‍♂️

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🙅‍♀️ 画面共有で見えてはいけないものが見えてしまうリスク👻
→今回最大のリスクと感じたのがこれ。こんな事件が起きました。すごく気まづかったw

気付いた時には思わず絶叫しました…

例えばDesktop1,2みたいに画面単位ではなく、ChromeやFigmaとかアプリケーション単位で画面共有すると防げるのかなと思います。↓

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🙅‍♀️ マスクでの日中の移動(夏じゃなくても熱中症に気をつけて!)
→日中にマスクで歩き回る日があり、軽い熱中症になり話した内容がうろ覚えになるなどしました…(歩数が約8,000歩だったので、夏場の日中にそれだけ歩いてればそりゃそうだという感じ😇)マスクしてると夏じゃなくても息苦しさと緊張などで体調を崩す可能性も。

こんな感じで気をつけた方がいいことの方が多かったけど、忙しい現代人にとって時間調整しやすいリモート中心の転職活動には大賛成です!



今回の転職活動で心がけていたこと

前回の転職活動と同じように①〜③は心がけつつ(①〜③の詳細はコチラ

自分が心がけていたこと🤔
①自分を知ってもらう手間を惜しまない
②相手からの期待値を把握しすり合わせる
③素直・率直である(よく見せようとしない)
④自分がやりたいことと求められる業務内容や範囲、理想像がマッチしてるか見極める
⑤一緒に働く人との相性やコミュニケーション、チーム文化を見極める
⑥ネガティブな情報もちゃんと確認する(情報のオープンさ)

今回は④⑤⑥も大事にして、これからリモートワークの定着や増加も予想されるので「人との相性やコミュニケーション」や「情報のオープンさ」を重視してそこをより見るように気をつけました。ポジティブな情報って表に出やすいけどネガティブな情報って出てないので、確認した時に相手の対応を見たりお互い本音で話せるかって大事かなと思います。また④は前職退職時にミスマッチを感じる部分でもあったので念入りに確認しました。理想像というのは、例えばデザイナーだったら会社(チーム)や上司が求める理想のデザイナー像といったイメージです。

ちなみに「相性やコミュニケーション」を見るにはどうしたらいいか最初はピンときてなかったのですが、周囲に相談するうちにヒントを得ました。

相性やコミュニケーションを知る質問例🤔
・Slackなどで普段チームでどんな会話がされているか具体的に聞く
→業務に必要な最低限な会話なのか、記事の共有や雑談の会話もあるか
・チームコミュニケーションで大切にしてること
・こういうケースがあった場合はどんなコミュニケーションが起きますか?と具体例を出して聞いてみる(聞きたいケースがあれば)
・例えばデザイン・コードレビューではどんな観点でレビューするのか
・上司の人柄を社員さんや上司の上司に聞く
・上司のマネジメントスタイルやポリシーがあれば聞く
→どんどん任せてく/基本放置/マイクロマネジメント…など

上記については今回私が入社を決めた会社の上司が素敵だったので、良かったら以下を読んでみてください。↓


今回出会った、デザイン部のとある上司さん

私は以前の転職活動で、働くイメージを具体化するために色々と質問したところ「心配症なんですね」と言われ(う〜ん…情報を取りに行くことは変なのかな?)と少しモヤったことがあったのですが、今回出会った上司さんは「心配な点があったらなんでも言ってほしい・払拭した上でウチを選んでほしい」と、私の疑問や不安に寄り添ってくれました。

例えばデザインレビューはどのように行なっているのか知りたいと聞いた際は、次にお話した際に実際のレビュー事例やレビュー観点を見せてくださったり、オファー面談で自分の期待されている役割を聞きたいとリクエストした所、テキストでまとめてそれをもとに説明してくださいました。自分は転職活動経験が少ないですが、それでもここまで丁寧に向き合って頂いたのが初めてで、本当に素敵なお人柄で信頼できる方だなと感じました。この人と一緒にお仕事したい…!そしてチームや会社に貢献して一緒に喜び合いたい!と本当に心から思いました。(最終的にそこで働くことを決めました)



というか、ぶっちゃけ


_人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> たった2~3時間でなにがわかるんだよ゛お゛ぉ゛お゛!゛<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


って思いますw(突然の藤原竜也)

面談面接のたった2~3時間で相手のことちゃんとわからなくないですか?w 2~3時間話して付き合いますか?(いや、それで付き合いたいと思える出会いは運命なのかもしれない🤦←突然のぺこぱ)

だから、知りたいことは素直に沢山聞いた方がいいし、色んな人に会わせてもらったり沢山話した方がいいと思うんです。(もちろん相手への配慮は必要だし選考フェーズにもよりますがw)いきなり質問なんて出てこないよ…という方は最低限聞きたい質問リスト作りましょ🙋‍♀️

(今はコロナなので難しいかもですが、1日体験入社制度もいいですよね。デザイン課題みたいな感じで実際の仕事ぶりをお互いに見合うのもとてもいいんじゃないでしょうか。実際付き合う前も擬似デートしますしね。)

なので、1番言いたいことは
リモートだろうがそんなの関係ねぇ!そんなの関係ねぇ!遠慮せず知りたいことは聞いていいし不安も伝えていい、自分が必要だと思うことはリクエストしてみましょう!!!
ということです。

はい、私の心の小島よしおがオッパッピーしてしまいました。


という感じで、自分なりの振り返りでした!

🍙)))))))キャッキャッ  🍙 ))))))))マテマテー 



自分の転職活動の報告と本音。

ここからは私個人の報告と本音(弱音)とポエムです。(ハズカシー(〃'‐'〃))

〜「プロフェッショナル 仕事の流儀」主題歌 スガシカオさんの「Progress」を脳内で流しながらお読みください〜


今回の転職活動、ぶっちゃけとても不安でした。

比較的ポジティブで楽観的な私ですが、コロナで景気も良くない中の転職活動。比較的短期で離職した後の転職活動でもあり。
また、自分の実力不足、焦り…それ以外にも色々思うことがあり、外にはあまり漏らしませんでしたがすごく不安でした。

今年まだ初詣に行ってなかったことを思い出して、途中でお参りにも行きましたw(8月に初詣😇)

それでも納得いくまでちゃんと向き合って行動して本当に良かったです。

周りの人に支えてもらったのも大きいですが、何より自分自身が自分のことを信じて沢山の企業さんのお話を積極的に聞いたり自分で色々と準備や納得いくまで行動したのも大きかったです。(私は、自分の自信のなさや不安を感じる時はとにかくできる努力をして不安をカバーするようにしています。もちろん愚痴ったりきもちを漏らすこともするけどそれだけだと不安消えないのでw)

また、いつも親身に相談や質問に答えてサポートしてくださったエージェントさん、面接の相談をさせてもらったフリーランスエージェントさん、私の不安を聞いてくれたり励ましてくれた友人たちなどのおかげでもあり、本当に感謝しています。


ちなみに今回は、前回の転職活動と同様にいくつかの会社選びの軸を持ちながらも「コミュニケーションや人の相性」を1番に重視していました。

色んな理由がありますが、自分らしさを出しながら楽しく仕事がしたい!とシンプルに考えており、そのためには「最低限の心理的安全性があり、自分が萎縮しない」「コミュニケーションや人の雰囲気が合いそう」といったことが大事だと気づいたからです。(例えば私はTwitterではめっちゃふざけてますが、仕事中はクソ真面目です。でも時々冗談を言ったりユーモアは出したいし、自分らしさを出せると楽しく働けることはわかっているので大事なんですw)また、最低限の心理的安全性が保たれないといい仕事やデザインはできないというのも前提として大きいです。(これは最近身にしみて実感しましたw)

今回、働く上での不安や重視するポイントをよく理解してくださって、社員さんとのお話の場を用意してくださったり、これからやろうとしていることを丁寧に説明してくれたり、不安があれば率直に伝えて欲しいと言ってくださりフォローしてくださる姿勢、何より尊敬できる素敵な上司を始め、フラットでカジュアルな役員さん、素敵なメンバーと直接話せたことから入社を決めることができました。(チームメンバーの方が、私へお手紙を書いてくださったのですがそれも嬉しかった…!💘「上司さんからはお手紙ないんですか?w」とオファー面談で冗談を飛ばすくらいにはリラックスしていましたw)

もちろん、実際に働いてからお互いギャップを感じることは多少あると思いますが、そこをフラットに話し合ったり歩み寄ってすり合わせて行けそうだとお互い感じたことも大きかったです。(こういう姿勢が大事なんじゃないかな、と思います。)

別で内定をもらった企業さんや人もとても魅力的で悩んだのですが、他社さんと比較するというよりは次に働くならこの人たちだな。という感じでぴったりピースがハマり、スッと決められたのが嬉しかったです。

また、今回はいわゆるTwitter転職はしなかったのですが、それでもTwitterの友人や先輩方が話を聞いてくれたりアドバイスをくれ、すごく心強かったです。短期間で退職した前職の同僚も相談にのってくれたり私に合いそうな会社を提案してくれたりご飯に誘ってくれたりとめちゃくちゃ嬉しかった…🥺自分もそうありたいな。

そして最後まで丁寧にサポートしてくださったエージェントさんにもとても感謝しており、その方がいなかったら今この選択はできていないだろうなと思うので本当にこのご縁が有難いです。私も誰かの人生を良い方向に導けるような人になりたい…!


誰と一緒に働くか。
誰と出会い、話し、信じて一緒に歩むか…
人生は本当に人だよなぁと実感しています。


次の職場ではToCサービスのデザイン(UX UI)にガッツリ携われ、最近やりたいと思っていたデザイン組織作りにも挑戦できそうなのでとても楽しみです。(欲をいうと、コミュニケーションデザインもやりたい)

ちなみに自分の野望の一つに、めっちゃ良い環境や組織を作って友人のデザイナーやエンジニアを呼んで一緒に働きたいというのがあります💪

というのもツライから早く辞めたい!転職したい!みたいな声を聞くことも少なくないので、そういう課題を解決したいって思うんですよね。デザイナーやエンジニアがのびのびと楽しく働ける職場をいずれ作りたい。


そして何より以前から好きだったサービスに関われ、友人など周りでも使っている人を時々見るので、友人たちが喜んでくれるようなサービス作りを自分の手でできることにとてもワクワクしています。

転職はゴールではなく、あくまでここからがスタートなので頑張ります!(どこ行くの?と聞かれそうですが、まずは試用期間が終わるまで精一杯頑張ることに集中するので見守っててくださいw)

実際働き出したらギャップもあるだろうし間違いなくヒイヒイしてすぐに余裕ない感じになると思うしTwitterもお返事とかする元気なくなるかもしれないです…が、頑張りたいのでどうか見守ってもらえたら嬉しいです。


…まぁ、言うてまだ働いてないので、こんだけエモ散らかして3か月後とかに路頭に迷っていたらどうしよう…(いや、それも人生だ🤦ぺこぱ再び)(いやそこはそうならないように10月から頑張るぞ!!w)


そして最後にひとつ、業務連絡いいですか。

自分へ。
転職活動お疲れ様。大変だったけど頑張ったね。本当におめでとう🎉
この先しんどいことやアップアップになることもあるだろうけど、それは成長してる証だよ。分解して優先順位つけよう!あと、しんどい時は1人で抱え込まないように。楽しむことも忘れずに。自分のユーモアがあればたぶん大丈夫です。気張りすぎずなまぬるくいこうね。


はい!ポエ散らかした所で、なまぬるい旅はまだまだ続く…!To be continued… ((((( 🍙


以上、駄文長文でしたがご覧いただき本当にありがとうございました!(๑•ᴗ•๑)今転職活動中の方も今後転職活動する方も、素敵なご縁がありますように…!✨

なまぬるいおにぎり🍙より。

ありがとうございます!励みになります…!スイーツ買ってご褒美にします🍰