見出し画像

#34 じゃんけんぽん、グー、グリコーゲン

お疲れさまです。
本日は2003年8月3日(木)です。

前回お話ししたように、運動時におけるグルコースとグリコーゲンの利用について、最初に筋肉を収縮させたときに筋グリコーゲンが利用されます。
そして筋グリコーゲンが枯渇すると、血中グルコースがエネルギー源として細胞内へ取り込まれます。
この血中グルコースは、肝臓で貯蔵されていたグリコーゲンが分解されて血液中に放出されたものが主体となります。

また、グリコーゲンの貯蔵量が、タンパク質の分解に影響を与えます。
体内グリコーゲンが多いと体タンパク質分解の指標である汗中の尿素窒素排泄量が少なくなります。
筋中のグリコーゲンは体タンパク質の分解を抑えますので、エネルギー源として利用されるタンパク質を節約するためには糖質をしっかりと摂取する必要があります。

ここで、糖質は、単糖類、小糖類、多糖類に分類されます。
単糖類は、それ以上簡単な糖に分解できない一番小さい単位の糖質であり、体内のどの組織でも単糖類のグルコース(ブドウ糖)がエネルギー源になっています。

今日はここまで。
ありがとうございました~❤

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?