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肩書と経歴

SNSのプロフィール欄に、みなさん多くの肩書や経歴を乗せられています。
経歴や肩書は強いアピールポイントだと私も思います。
SNS上では、文章のみ(画像や動画もUPできますが)で、個々のアカウントがどのような人物かを想像していきます。その際、学歴、職歴、経歴を見たときに、その人の情報が専門的かどうかを図るポイントになります。

逆の視点から考えると、とても専門性が高い人でも、経歴や資格など乗せていない場合、文章だけで判断しようとすると、レベルの高い事を発信したとしても閲覧者からするとSNS上の情報に真偽を抱いてしまうかもしれません。

言葉や文字の力とはとても強烈であり、印象を深く与えるものであると常日頃感じます。

私は一応、民間資格の心理カウンセラー、国家資格の柔道整復師をもってはいますが、マインドフルネスに関しての発信にはあまり強くないような気がします。正直、私は自分自身がそんなにも誇れるような経歴を持つわけでもないので(過去の経験を否定することはなく、学びと捉えてはいますが)、あまり経歴や学歴はどっちでも良いと感じ、あったらあったで指標や参考にする程度です。どん底から這い上がり大成功した人、このような方も素晴らしいと思いますが、一定の状態でこつこつと上手に今を生きていく事も、またとても大変で素晴らしい事です。


世間では、学歴よりもその人の個性や資質が大切とたまに耳にしますが、なんだかんだでいまだに人々は、肩書や学歴で印象を一部決めてしまうことが事実です。

では何を指標に判断すればよいのか、と考えた時に、
今どういう事をしているか、が大事だと思います。

どんなに学歴や経歴が素晴らしい人でも、”今”をどう生きているか、
それに尽きると思います。

”今”を生きていない人は、”過去”を多く語ります。
”今”を生きている人は、”今”と”未来”を多く語ります。
そして相手に対しても、今までどうだったか、よりこれからどのような
事をしていくか、という事に興味を向けています。


これは私がかつて生きてきた中で、出会った方々から学ばせて頂きました。

ここ最近では仕事の関係上、多くの方と出会います。
本当に素晴らしい出会いが多く、”今”や”未来”を多く語る方々とお話しすることにより自分自身も成長させていただいております。

人々は過去からもちろん学ばなければいけないことも多くあります。
大事なのは学んだ後どのように行動していくか、それを実行しない限り過去から”ただ学んだだけ”で終わります。

肩書と経歴はあくまで学びの印であり、大事な指標ですが、やはり今どう行動していくかに視点を向けていく方が興味深く接していけそうな気がします。






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