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不思議な御縁

僕が小学2年生の時に
父親が 経営に失敗して 多額の負債を
保証人だった母に押し付け(事実は解らない)
離婚をして 東京へと帰り
稀に ウチに顔を出すが 僕は正直
好きでは無かった!

父と母は 演劇を通し知り合い
母は女優となり 父は演技を諦め
元々が武術や格闘 喧嘩で有名だった
道を違え 僕をみ籠もり 母は女優を止め

僕は父から剣術と空手を教えられ
離婚後 数年を得て 父に勝つには?
とボクシングを初め 国体選手まで

中学3年の時  たまたまウチに来た父が
演劇時代からの友人だった千葉真一さんに
電話をし 僕をJAC(ジャパン.アクション.クラブ)にて
育てて欲しいと ……
電話でご挨拶をし 優しくも力強く 暖かい声で
父を見習い 鍛え 高校を卒業したらウチに来い!
と言って下さった

真田広之さん やジャッキー・チェンさん等
アクション俳優に なりたくて卒業文集の
将来の夢に書いた

母は18の時 亡くなり 住む所も失い
父は葬儀の手配から終りまで居てくれたが
その後は連絡も無く 父の友人から言われ
関西へ向かい 散々 しごかれ
アメリカへ渡米したが

今! SNSのXにて 相互フォロワーに
JACの11期生 の方々が居て
あの中学時代を思い出し
この数日 コメントの やりとり を
させて頂き 改めて 御縁とは不思議な
ものだと!

JAC11期生には 堤真一さんも居た
僕は芸能には進まず アンダーな世界から
汗水流す 心地良さに建築へと進み
長く続いた その業界も 辞め 今に至り

JAC11期生の方々が 身体を酷使しながら
まだアクションを続けている事が嬉しく
僕も まだまだ負けてなど いられない!

人との御縁を大切に して行きたい。

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