駄・随筆 第五回「ステーキ」

メンバーから雑なテーマを貰い、そのことについて徒然なるままに駄弁り散らす。それが「駄・随筆」。

第五回「ステーキ」。

こんちは、レディースアンドジェントルメン。

大学の課題、教育実習、演劇サークルの脚本作業、演出等々。あ、それとバンドの活動もね。この一か月、世界一のサディストこと「忙しさ」が僕へのいじめに勤しんでおりまして、このnoteのことを完全に後回しにしてしまって。いやはやお久しぶりです。

そういえば、あまりこのブログでは書いてこなかったけれど、ちゃんとバンドやってるんですよ。ツイッターにてカバーをアップしてるんですよ。ちぇけら。

さて、「衝動」というものは恐ろしいもので、ひょんなきっかけで人を欲望でもって乗っ取ってしまいます。衝動…。「ステーキを食べたい」という衝動。とあるバラエティ番組でバナナマンが美味そうに食べていたから、掻き立てられた「ステーキを食べたい」という衝動。1か月くらい前の休日の19時頃だったでしょうか、衝動という悪魔にブレインウォッシュされた僕は突如としてサークルの友達に電話。「おい暇か。ステーキだ。」

そんなこんなで横浜駅付近のとあるステーキ屋さんにやってきた我々。じゅわっじゅわの馬鹿みたいなステーキを目の前に人間は屈服する他ないのです。いや、うんまいのなんの。「牛さん、ありがとうございます!ありがとうございますぅ!」涙を流しながら貪る様は、縄文時代以前の彼らと大差なかったでしょうな。うん、まあそりゃ実際には涙は流してないけど。

そして馬鹿みたいなステーキを食べた後。「馬鹿みたいなステーキ」が馬なのか、鹿なのか、牛なのかと過った頃。ラーメン屋を目にしたとき、顔を出す別の衝動。「この後ラーメン食べっちゃったらどうなるのだろう…。」言うまでもなく腹はもう十分目まで満たされているのですが、衝動ってのはある種の洗脳。当衝動を機にわが人生を振り返ってみたけれど、満腹になった後、さらにラーメンを食べるなんてしたことない。思ってしまったなら最後、ステーキよりも馬鹿な我々はそれぞれラーメンを食べる始末。

まあ、食えるわけないよね。一時間後ラーメン屋を出たのは絶望に絶望した、変わり果てた姿の二人の男でしたとさ。衝動にはご用心。

そんな感じ。ばいばい。

Shake Hands with Beef / Primus


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