昨日は「褒めるからの質問」という話をしました。
絶対に質問から入らないでくださいね。
まず褒めるですよ。
という話をしました。

よく新人さんが入店してしばらく経つと、
『〇〇さんみたいにいろんな話ができるようになりたい』
『切り返しが上手くなりたい』
と思うようになります。

自分が成長したいという思いはとても良いことです。
でも、
・話題が豊富
・会話上手
・頭の回転が速い
などは、実は指名に繋がる大きな要因ではありません。

もしその会話上手の女性が指名が多いのであれば、
ポイントは別にあるということです。

「会話の中に必ず相手を褒めて、相手を気分よくさせる」
が入っているからです。

会話上手はポイントではありません。
そつのない会話がいくらできても、「褒める」には全く及びません。

『この仕事は経験は関係ありませんよ』
と、前から僕が言ってるのはそういうことです。

ぎこちなくても、褒めてお客様を気分よくさせることができる方が何倍も素晴らしい接客だということです。

だから、今から努力して、会話をいろいろ身につけるよりも今日から「褒める」に集中する。

それだけで12月の結果が変わります。

何も悩まなくていいんです。
すぐできることをすぐやるだけです。
「褒める」はすぐできます。
なかなか相手をすぐに褒めれないというときは、
先日も言いました、
『すごい』
『素敵』
『かっこいい』
これを接続詞として、場繋ぎとして使ってとにかく褒める態勢を作っていくということです。

すぐできること、それが「褒める」の接客です。

今日からやっていきましょう。

それでは今日も
頑張らない接客のしくみをもとに
笑顔でストレスなく1日を過ごしていきましょう。

接客で悩まれる全ての方へ

接客のお仕事に向き・不向きはありません。
社交性・会話力・性格の明るさ…、全然関係ありません。
強い精神力で頑張らなくても結果は出ます。

悩んだ時、お店の人や先輩は、寄り添って「気にしない事よ」となだめてくれたり、「心を強く持って頑張りましょう」と言ってくれたりするでしょう。しかし、悩まなくて済む方法は教えてくれません。

「心」の話で解決しようとしているからです。

この本を書いた理由は、そういったストレスに押し潰される人が考え方を変えるだけで、ストレスなく頑張らずに結果を出す人になれる事を確信していただくためです。

実はそんなに難しい事ではありません。
考え方をちょっと変えるだけで、見える景色は一変します。

この本があなたのお役に立てることを心から望みます。