見出し画像

人々の消費行動のこれから

今朝の日経、一面の小見出し部分にあり気になった記事「社員7人、花王に挑む」。

化粧品の新興ブランドの勢いすげえ!!という内容でした。(たぶん)

記事によれば、新興ブランドの戦略の特徴について、彼らは開発とプロモーションに専ら特化し、生産は外部委託。
まさにファブレス。
しかも、広告宣伝はSNSを中心に。
ときたら(うまくいけば)この時代無敵なんじゃねぇか!?

そんな上手い話…なんて少し斜めにWebサイトを覗いてみた。
けど、まんまと裏切られた。いい意味で。
“にわか”な私にはすごく刺激的なサイトで、こりゃ大手とやりあえる力(=ブランド力)あるわ。と思った。

覗いてみたのは「フローフシ」という化粧品ブランドの…
 ・公式ブランドサイト https://flowfushi.com
 ・新ブランドのプロモーションサイト https://www.uz.team/jp/ 
 ・コーポレートサイト http://flow-fushi.jp/index.php
  *それぞれ独立してはいますが、オススメの見方は公式ブランドサイトから飛びまくることです。

仕事の休憩中にスマホで見ていたのですが、あっという間に休憩終わっちまったなという印象。
サイト表現も日々進化しているのですなぁ。
PCでいま改めて見てみたけど、スマホ向けですね、これ。
親指でシュッシュとスクロールしてモーションを楽しむ感じがいいと思います。

でもでも、ここまで化粧品ブランドがゴリゴリやる必要ってあるんすかね??
やばい、おじさん(俺)、デジタルネイティブな世代の感覚が分からない!!

と言いながら、僕の印象ですが、サイト表現はトンガってても、その表現によって商品の分かりやすさを心がけているなと。
言葉は要らない感じ?
視覚的にそしてスマホ操作による感覚的に商品のことを伝えようとしている気がしました。
それそれ!みんながやりたいのはそれでしょう。
さすがです。
ちなみにアートディレクションをしているのはcanariaさんのようです。
http://www.canaria-world.com

確かこの宣伝会議のオンライン記事見たな…
https://mag.sendenkaigi.com/brain/201710/sns-naming/011523.php

フローフシを紹介するT JAPANの記事も載せておきます
https://www.tjapan.jp/beauty/17194573

いやはや、まさに時代の潮目を見ていますよね。
モノをどう売るか。
でも僕の仕事はサービス業で、しかもとっつきにくい(葬祭業全般がそうだと思いますが)。
でも、これからの時代はそういうとっつきにくいものほど人間の感覚に訴えていくべきだと思っています。

たぶんもっともっとアート寄りになっていくんだと思う。
日々何気なく目にするものとか、手にとってみたもの。
それは紙媒体かもしれないし、スマートデバイスかもしれないけど。
そういったものが人々に小さな心の動き、つまりは感動みたいなものを与えることによって、
(資本主義社会においては)人々の消費行動を喚起していくのだと思います。

お金を稼ぐ、というよりは、結果、お金を使ってもらう。
という方向に変わっていってますよねまさに。

僕らみたいな仕事はそこに向かうべきで。

さあ、何から手をつけていこうか。笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?