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映画

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2023年1月の記事一覧

初恋見たよ

1月末。寒い。犬と一緒に寝たい。絶対に犬を抱きしめながら寝たい。布団を二枚重ねて寝ているが寝相が悪すぎて朝起きたらだいたい一枚しか被ってない。凍えながら起きるから寝起きが悪い。先生、英語とか数学とかの前にどうやったら寝相が良くなるのかを教えてくれ! 昨日からついにネトフリの『First Love 初恋』見始めたんですよ。2日で完走してしまった。何よりも濱田岳の役が最初から最後まで最高だった。途中までは順調に見れてたんだけど、婚約者がいる晴道と世英ちゃんがキスしたところで「そ

映画『イニシェリン島の精霊』を観て腐れ縁の意味を知る。

「おっさん同士の意地の張り合い」という、わりとどうでもいい話でここまで引き込まれるとは思わなかった。 『イニシェリン島の精霊』は1月27日から公開されている映画だ。1920年代のアイルランドの孤島を舞台に、親友に突然絶縁を言い渡された男と周囲の人間を巡る騒動が描かれる。 監督は『スリービルボード』、『セブン・サイコパス』のマーティン・マクナドー。『スリービルボード』から5年ぶりの新作となる。 傑作『スリービルボード』もそうだったが、今作も簡単には割り切れない「人の心」が

アカデミー賞、作品賞ノミネート10作品!

今年のアカデミー賞ノミネート作品が発表されました。 日本ではまだ公開されてない作品も多いですが、もう評価されてるって分かってるから、これから観れるというのは楽しみでもあります。 そんなアカデミー賞ノミネートでやっぱり気になるのが作品賞。その作品賞ノミネート作品の10本を紹介してみたいと思います。 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(3/3公開)こちらは今回の大本命の作品です! この監督・脚本は、あのトンデモ映画『スイス・アーミー・マン』のコンビです。だ

映画「JUNG_E/ジョンイ」

観た映画の紹介 原題:정이/JUNG_E 制作:2022年 韓国 上映時間:98分 2023年1月20日(金)独占配信開始 この映画を選んだ理由 「新感染ファイナルエクスプレス」の監督が故カン・スヨンさんを主役にした映画だということを知ったからです。 キャスト・スタッフ キャスト:カン・スヨン、キム・ヒョンジュ、リュ・キョンス 監督・脚本:ヨン・サンホ あらすじ 感想 カン・スヨンさんの表情を表に出さない演技が、逆に幼い頃の思い出の場面を大事に胸にしまっている

【男は宿命の果てに何を見る】映画『ノースマン 導かれし復讐者』感想

これは血塗られた宿命を背負った男の復讐譚。 『ノースマン 導かれし復讐者』は1月20日から公開している映画だ。『ウィッチ』、『ライトハウス』のロバート・エガース監督の3作目にあたる作品となる。 エガース監督の過去作品に比べると、その世界観は大きく広がっている。 過去2作は閉じられた空間で登場人物の狂気が高まっていくという点で共通していたが、今作でその狂気は外に向かう。 物語として分かりやすくなった分、過去作に比べると狂気も薄まっているように感じた。 当時の文化をできる

日記 2023年1月20日

 最近、何かを書くことから遠ざかりすぎていたため、日記を書くことにする。  夜、妻がアルバイトから帰って来たタイミングで仕事も終わりに。夕食は生姜焼き。美味しい。お互いに今日の出来事を話す。妻は今日、酒屋に買い物に来た高齢のおばあさんから「たくさん買って重いから、家まで届けてくれないか」と頼まれ、一緒に歩いて自宅まで荷物を持っていってあげた、とのこと。おばあさんの家の向かう道中、夕焼けが綺麗だったので、「ほら、夕焼けが綺麗ですよ」と言ったが、おばあさんはあさっての方向を見て

2023年公開を心待ちにしてる映画10本

皆さんが今年公開する映画の中で楽しみにしている作品は何ですか? 昨年は『トップガン マーヴェリック』や『THE FIRST SLAM DUNK』、『RRR』など様々な話題作が世間を賑わせました。 今年も宮崎駿監督の新作をはじめ、『インターステラー』、『TENET』のクリストファー・ノーラン監督の新作、『セッション』、『ラ・ラ・ランド』のデミアン・チャゼル監督の新作など、映画好きを超えて世間を賑わせてくれそうな作品が多数公開される予定です。 この記事では、2023年公開さ

2022年、映画ベスト10(日本映画編)

2022年に劇場公開された新作映画の中からベスト10を選びました。 今聞かれたらまた順位変わるんじゃないかくらい順位つけるのって大変ですが、何とか絞りました。 先日は、「外国映画編」を発表してますのでそちらも併せてご覧ください。 それではいってみたいと思います。 10位 『さがす』いやー、面白かった。 脚本が練り込まれていてとても良くできてました。 それに俳優陣もみんな良くって見応えバッチリです。 さすが、ポン・ジュノの元で助監督をしていた片山慎三監督。 骨太ながら先の

【地獄、または暗黒の美術館巡りの如く】映画『マッドゴッド』感想

映画『マッドゴッド』はストップモーションで描かれた地獄の物語だ。 始まってすぐ圧巻のビジュアルと世界観に心を持っていかれる。 観客は主人公のアサシンと共にありとあらゆるこの世の終わりを見ていくことになるだろう。その様子はまさに地獄巡り。 監督は『スター・ウォーズ』、『ロボコップ』、『スターシップ・トゥルーパーズ』など名作映画で特殊効果を手がけてきたフィル・ティペット。完成までに約30年の月日を費やしたことも本作の特徴の一つだ。 劇中ではPG12ということが信じられないく

【感想ではなく記録のための雑文】年末年始に観た映画9作品(2022/12/31~2023/1/3)

年末年始に帰省していたため、できることが制限されていました。 そのためなんとなく映画を見始めたらノッてきて見てしまいました。 アウトプットするつもりもなく観ていたので、観てない人から見れば(観た人もかも)意味不明かもしれません。 どうぞすっ飛ばしてください。 罪の声 原作は、塩田武士『罪の声』(2016年、講談社)。 映画は2020年公開。小栗旬、星野源が主役です。 アマゾンプライムで視聴。 1984年に「グリコ・森永事件」という実際に起こった未解決事件があったそうです

2022年、映画ベスト10【外国映画編】 

あけましておめでとうございます。 2022年も映画をたくさん観ましたがそこからベスト10を年末に決めました。 (毎年、年末にベスト10発表会してます) いつも外国映画と日本映画に分けてそれぞれ出してますので、まずは外国映画編からいってみたいと思います! 10位 『コーダ あいのうた』これはシンプルにいい映画でした。 重めのテーマを扱っているけどすごくポップにアップテンポなノリで作られているのでエンタメとして楽しくて、かつしっかりと考えさせられる作品となってます。 家族の

あけましておめでとうございます🎍

新年あけましておめでとうございます。 今年もnoteで映画ネタをいろいろ書いていきたいと思います。 昨年もたくさん映画やドラマを観ましたので、ベスト10もnoteで発表していきます。 卯年ですね。 今年もよろしくお願いいたします。