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トピックス(旅行記)

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2021年5月の記事一覧

「赤毛のアン」が生まれた地/カナダ・プリンスエドワード島

人生で一度は訪れてみたいと思っていた、カナダのプリンスエドワード島。 モンゴメリ作「赤毛のアン」の舞台、そして「世界一美しい島」として広く知られている。実際訪れてみると、想像以上に、物語が、そしてアンが息づく、美しい島だった。 いざ、島へカナダを訪れたのは、いまから20年以上前のこと。 カナダ東部のハリファクスからプリンスエドワード島までは、セスナ機のような小さな飛行機で向かった。搭乗すると、カゴに入ったクッキーやキャンディーが前からまわってきて、なんともアットホーム。

11年目の先にある本屋 南相馬『フルハウス』

作家の柳美里さんが始めた南相馬市小高区のブックカフェ「フルハウス」。やっと来ることができた。 みた目は最近はやりのお洒落カフェだけど、所々に簡単に消費し得ない胸に留まる意匠がある。 それは本当に取るに足らないところ、ラックのビスの留め方や、メニュー表のフォント、トイレへの導線などに表れる。 極め付けは柳さんの文字だ。穏やかだけど、どうやってもライトになり得ない。それゆえに、このブックカフェに血の脈動を感じることができる。 選書コーナーも素晴らしかった。 フルハウスへは常磐

(今日のMovie)End Spring...

End Spring... Tokyo bay (ロケーションは、房総の新舞子海水浴場そば・・) 早いもので、もう、春の終わりです。 どうぞ、ご自愛下さいませ。 artoday

クマとハム(141日目)

今日までです

関東や東北からの出品者も数名入ったAJAC鹿児島展、今日まで開催です。私は現場に行けませんでしたが、自分の絵だけは旅?できてよかった! その間、私は東京で友人知人の展覧会を観に行きました。銀座ギャラリーGK、STAGE1、スルガ台ギャラリー。。。。 緊急事態宣言で中止や延期になった美術館の展覧会もあったけれど、ホントは↓↓↓以下のものも観に行きたかったです。 再開が決まったものから、折をみて鑑賞したいと思ってます。

東海道53次を歩く旅(大磯宿→小田原宿)

Bonjour. JICA海外協力隊としてセネガルで活動していました、あみーごです。 最近、東海道53次≒492kmを歩く旅に挑戦したので、その出来事をノンフィクションでお届けしています! では、前回記事の続きです。 大磯宿→小田原宿大磯あたりからはだんだんと、人も少なくなり、都会感は薄れてきます。また、海沿いなので結構涼しい。そして、だんだんと宿のことを意識しながら歩くことになります。この旅のスタイルとして、行けるところまで歩いて、宿を探す、って感じにしていたので。

昼間のラブホテル、踵がつぶれた靴、街ですれ違った昔の恋人、明け方に吸う煙草。どれも等しく罪ではないのに、いけない気持ちになるのはなぜだろう。私たちはこうやって、どうしたって、自分の力では消せない想いを、いつまでも漂わせている。無力で美しくて醜い、この想いを。永遠に、漂わせている。

(沁みる日本画)地獄極楽めぐり図:河鍋暁斎の情

(沁みる日本画)地獄極楽めぐり図:河鍋暁斎(かわなべきょうさい、天保2年-明治14年/1831-1889-日本画家) 紙本着色/一帖全40図(248×401mm) 1869-1872年(明治2-5年)静嘉堂文庫美術館蔵 狩野派の筆法から浮世絵、狂画まで全般に通じた、自称“画鬼”、河鍋暁斎(1831-1889)の傑作とされる画帖。この画帖は、暁斎の大の贔屓(ひいき)だったという日本橋大伝馬町の大店、小間物問屋の勝田五兵衛が、14歳で夭折した娘・田鶴(たつ)を一周忌で供養した

東海道53次を歩く旅(戸塚宿→小田原宿を目指す)

Bonjour. JICA海外協力隊としてセネガルで活動していました、あみーごです。 最近、東海道53次=492kmを歩く挑戦をしたため、道中での出来事などをノンフィクションでお届けしています! 今回は、旅の2日目について。 ※初回記事はこちら→東海道53次を歩く旅(日本橋→戸塚宿のちょっと前) 本日は雨からは逃れ快晴です。(ちなみに初日の時点で1人離脱し2人になりました。笑) 東戸塚→戸塚宿昨日は日本橋から東戸塚まで歩きいったん自宅へ帰りました。なので本日は昨日

ロンドンの休日 #2 〜あの名作と出逢える美術館『テート・ブリテン』へ〜

建物の外観も素敵な Tate Britain(テート・ブリテン)。 ロンドンの美術館は 無料と聞いてはいたものの (美術館や展覧会によっては そうでないものもあります。) 実際にこう大きく掲げられた FREE FOR ALLの文字をみると 美術館が、 人々にひらかれた場所で あることをつよく感じます。 (2018年4月18日撮影。) ナショナル・ギャラリーの イギリス美術専門の 分館であった名残りから 今もその宝庫となっています。 ラファエル前派の ダンテ・ゲイ

屋久島で活躍するメンバーが一堂に集結!| LAC屋久島オープニングイベントレポ

鹿児島県の本土から南へ約65km。東シナ海にポツンと浮かぶ屋久島は「1ヶ月に35日雨が降る」と言われるほど降水量の多い島です。 屋久島に降り注ぐ大量の雨は、苔深く豊かな森を、そしてあの偉大な縄文杉を育んでいます。 屋久島は希少な自然を多く有していることから、1993年に世界自然遺産に選ばれました。その後1997年には屋久島をイメージに作られたという大ヒット映画、『もののけ姫』が公開されます。 名実ともに日本を代表する島となった屋久島。 そんな屋久島に、ついにLivingA

明日はカティサーク号とグリニッジ天文台を見に行ってきます

どうもヒデイシです。 そういえばカティサーク号を見に行っていないなと思い、明日行ってみることにしました。 ウイスキー好きの間で「カティサーク」という言葉を聞くと、船ではなく真っ先にこのボトルが頭に思い浮かぶのではないでしょうか? 僕も「カティ」という響の時点でこのウイスキーが思い浮かんでしまいます。 さて、そのウイスキー名の由来となった「カティサーク」とは19世紀に紅茶を中国からイギリスに運んでいた帆船。 当時は中国から運ばれた一番茶が高く売れていたので、イギリスに

画鬼:河鍋暁斎

画鬼:河鍋暁斎(かわなべきょうさい) 河鍋暁斎(かわなべきょうさい、天保2年-明治14年/1831-1889-日本画家) 反骨精神の持ち主でもある日本画家で、多様な日本画の世界がある。 その日本画の世界は、膨大であり、例えば、多くの風刺画(戯画 ..etc)等も残している。いわゆる狩野派(最大の日本画派)の流れを受けているが、多様な画法(技法)も自己の作風に取り入れている。 自他共に画鬼と言われた鬼才で、ユーモア溢れる日本画家だ。 (cc)河鍋暁斎 略歴 天保2年(18

書評:すごい物理学講義-カルロ・ロヴェッリ (河出文庫)

すごい物理学講義 (河出文庫) 文庫 – 2019/12/5 カルロ・ロヴェッリ (著), 竹内薫 (翻訳), 栗原俊秀 (翻訳) カルロ・ロヴェッリ(Carlo Rovelli,1956- /イタリア/理論物理学・作家)-その原題は... まず、この原題は、「現実は目に映る姿とは異なる」(La realtà non è come ci appare: La struttura elementare delle cose)-これが、イタリア語のタイトルだ。 そして、この