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細胞ビューティーになろう!

2週間このコラムをお休みさせて頂きました。今日から再開です。

最近、私のまわりでは、今年の猛暑で体調を崩されている方が非常に多いです。

見るところ、体調不良の多くは、軽い脱水症状、水分不足が原因のようです。

ヒトの体内では、約37兆個の細胞が、細胞外液の中でぷかぷか浮いている状態です。

その細胞外液が足りなくて脱水の反応が起きます。汗を出すのは血液の水分からなのです。

そうなると、体内の血液がにごり、細胞が思うように働かない状態になります。

猛暑による体調不良は、細胞が本来の働きをしていないことによる原因が多いと言えます。

米国の婦人科医サラ・ゴッドフリード(Sara Gottfried)博士の著書『YOUNGER』は、2017年3月の発刊以来、常に全米出版界の好位置をキープしています。

本の表紙には、「アナタの細胞をリセットし、加齢を逆回転させる。そして、時計を10年巻き戻す」と力強いメッセージがサラ博士の写真とともに、表現されています。

染色体の端にあり細胞分裂のたびに短くなるため、加齢とともに短くなるといわれる「テロメア」。

以前『ホルモンリセットダイエット』などのヒット作でも知られていたサラ博士は、自分のテロメアを測定した際に、実年齢よりも20歳も上のテロメア年齢が64歳と測定され、大きなショックを受けたそうです。

その後、一念発起したサラ博士は研究の結果、「加齢による症状の90%は生活習慣によるもので、遺伝による影響はわずか10%である。」ことがわかったそうです。

そして、5年後、彼女の49歳のとき。

サラ博士は、見事「テロメア」年齢50歳にまで巻き戻すことに成功しました。

サラ博士が実践した、細胞レベルでのアンチエイジング習慣とは?

彼女の著書『Younger』による細胞レベルで10歳、若返る習慣とは?

①ストレスを解消する

たとえ日常が忙しくても、リラックスする時間をもつ必要があります。瞑想、ヨガ、マインドフルネス、祈りなど、ストレスに対する対抗を高めるものであればなんでも構いません。

②サウナ入浴

ドライサウナ、赤外線サウナ、お風呂、スティームルームなどはどれも長寿遺伝子の活性化に効果があります。

③適度な運動

適度な運動は、セルフケアにとても大切です。寿命を伸ばすためにも多大な効果があります。 カロリーを消費するための激しすぎる運動はやめて、効率的にカラダを動かすことが大切で、ヨガやバークラスはとても良いです。

④デトックス効果のある食事

ケールやブロッコリーなどアブラナ科の野菜、スプラウト、フルーツ、クルミやブラジリアンナッツなどを食べましょう。

⑤お茶を飲む

朝はレモンを加えて白湯かハーブティを飲みましょう。多くの人はカフェインを代謝しきれず200mg以上のカフェインを摂取すると副作用がでます。ハーブティか、カフェインに敏感でなければ、ファイトケミカルが豊富な緑茶を飲みましょう。

⑥アルコールを制限する

アルコールの摂取は1週間にグラス2杯までにしましょう。アルコールはエストロゲンやコルチゾールの値を高め、睡眠の妨げとなり、代謝も落ちます。

⑦水をたっぷり飲む

フィルターで濾過した水を1日にグラス8杯飲むようにしましょう。くれぐれも水分不足には気をつけて!

⑧座る時間を減らし、たくさん動く

座り仕事の際も、45分に一度は立ち上がることを意識しましょう。1時間座りっぱなしになってしまったときは、1分間の激しいダンスを!

⑨良質な睡眠

毎晩同じ時間に寝て7〜8時間眠り、同じ時間に起きるのが理想です。

⑩週に2度のプチ断食

可能であれば週に2度、夕方18時〜翌昼12時までの断食をおすすめします。

次回のコラムも「細胞ビューティ」についてお伝えします。


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