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住む目的が部屋の在り方を作っている

働く人の家だね

先日終電を逃した友人を招き入れた時に言われた一言に、反論する言葉も出ないまま、
『ですよね』
と返した深夜3時半。

一人暮らしを始めた頃は、インスタを見て、部屋のレイアウトを考えて、ていねいな暮らしをずっと考えて過ごしていたけれど。
気がつけば一人暮らし歴3年を超えた我が家はどう考えてもオシャレからは程遠いワンルームになってしまった。

理由は明白。
『眠りに帰る』だけの家と化しているから。

そもそも、家への愛着がない。

今の家は、自分自身の身の丈で行くと、
少し背伸びした家賃に、背伸びした町。
選んだ理由は『会社に近かったから』

新築オートロックの自分好みな白基調の部屋。

この部屋で、長く生活をしていくことを信じて疑わなかった頃に、家具も家電も新調して狭いワンルームだというのに何故かソファすら置いてあるというお気に入りで埋め尽くした部屋。

なのに何故…。

会社の裏、というのは
会社とトラブルがあった時に、逃げ隠れできない場所、とも言える。

引っ越して1年ほど経った頃には
会社を辞めていて、心もしんどくなってしまって、早く引っ越したいと繰り返す日々。

こんなに良い場所で、こんなにお気に入りのものに囲まれてすごしているのに、だ。

自由に選べるからこそ、わたしは仕事を選んでこの街に来てこの生活を選んだ。

その答えがきっと、件の友人が口にした言葉の通りなんだな、と。

自分の心が出した理由が生活に通じていく。
だからこそ、今度住む部屋には、『自分が幸せになるため』と副題をつけて探したい。

***

メディアパルさんの企画で記事を書かせていただきました!
前のお家での出来事です笑

読んでいただきありがとうございました。

#ひとり暮らしのエピソード

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