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上司から学ぶのは視点


どうもゆうじろうです

なんか似たような記事を以前書きましたが、違います。

今回は、
上手く上司と付き合うことで、ビジネスマンとして成長する事ができる方法の紹介です。
 ※人間的な相性はあるので、基本仕事上のみ付き合いにして下さい。
ここもソーシャルディスタンス。

◼️視座が変わる事で仕事の質が上がる

会社、組織により呼び方は違いますが、
課長、次長、部長、専務、役員、社長…
こういう立場の方々がいると思います。

一般的には会社でいう、上記のような役職の人ほど視座が高い傾向にあると思います。
立場的にも仕事的にも、自分の部署だけでなく、組織全体の事を考えないといけなくなる為、そうなる事は自然なことだと思います。
※全然違う!と思う人がいる事は想定してますが、そう思うならば参考にしなければ良いだけの話です。

そして、そんな上司の指示を聞いたり、意見を聞きながら仕事をしていくことの最大のメリットは、その
視座(見る視点の高さ)と視野の広さ
を身につけることが出来るからです。

では、視座とはなにか?

ググると
「物事を認識する時の立場。」とあります。
つまり、一般社員と経営者では、組織見ている視点の高さが違うということです。
 例えば、
・一般社員は、今月の残業とか給料は気にしますが、社長は今期の売上、利益、組織全体の収支に目を配っています。
・一般社員は、現在持っている仕事、タスクの達成の為に日々頭を悩ませていますが、
社長は、社内の各部門の状況に踏まえ、日本、世界の状況を見て将来の事に頭を使っています。

◼️視座が上がるとなぜ質が上がるか?




どういうことかというと、
新人の人が、ある先輩から参考図面と資料渡されて新しい図面の作成を頼まれたとします。
(図面とは、モノを作るために必要な、寸法とか情報が詰まったもの)
参考の図面もあるし、それほど難しい仕事ではありません。
参考図面元にサッと仕事を終わらせて渡します。
「できました!」
「おっ早いね…ここどうしてこっなってるの?」
「参考図面がそうなってました」
「でも、今回はこれ変えないとダメだよね」
「あったしかに…」

一部の人にしか伝わらないかもしれないですが、こういうの事があるんですよ。

たしかに、伝え方にも問題があったかもしれませんが、普通はこういう失敗から学んでいくわけです。

ここでこの一連の流れで根本的な問題は、

先輩が求めていたモノと
新人の人が目指したモノが違っていた、という事だと思います。
 極論、先輩や上司の意図、目的が完全に分かれば指摘無く仕事はこなせていきます。
 それが視座が上がる事で仕事の質が向上する原理です。

視座は高ければ高いほど良いのですが、まずは少し上の立場の視点から見るというのがまずはオススメです。

◼️視点を変えると他部門に強くなる


視点を変えるというのも近い考えですが、他部門との調整の際に役立ちます。
営業、設計、製造、品質管理、サービス…
各部門によって、立場によって意見が変わるのは当たり前なのです。

 例えば、営業と設計での新製品の価格設定の打合せの場面を考えます。
営業は、簡単に言うと安くて、スペックの高いモノがいいので、もっと安くする事を要求します。
しかし、設計にも都合があります。
 当然安くて良いものを作りたいけど、出来ないものは出来ない…
さてどうするべきか?
 ここでこの答えを出す方法を言いたいのではなく、立場が変われば意見が変わるのは当たり前だ
という事です。
 その前提が分かっていれば、打合せの前に相手の立場に立てば、ここの課題は先に考えておくべきだなと準備が出来ます。
 この考え方の積み重ねが仕事の質にも影響します。

◼️まとめると、上司からは視座と視点を学ぶ


どんな上司でも無能でその立場になっている人は、ごくごく稀で何らかの学ぶべきものがあります。技術、知識は同然ですが
視座、視点を積極的に学んで自分のモノにしてしまいましょう。


それでは良い一日を!









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