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2024年 わざと誤解する

 新年おめでとうございます。

 NOTEでは大変お世話になりました。皆さんの文章やコメントから、たくさん学び、自分自身、一歩、いや三歩くらい前に進む力をもらいました。

 さて、今年やりたいこと(夢もふくめますが…)を挙げていきます。


1 手帳を活用

 年末の楽しみの一つは何といっても、手帳選びですね。今でも書店の中の文具売り場に行くと、自然にからだが引き寄せられます。

 実はここ数年は「ほぼ日」を愛用していました。ところがある言葉に刺激されました。

 「余白」を愉しむダイアリー」

 それは、MIDORIさんのMD ノートダイアリー です。 


紙が書き味抜群


「余白」は殺し文句でしょう。たくさんの「余白」にアイデアやメモを自由に書いていい!めちゃいい。しかも「楽しむ」じゃなくて「愉しむ」

 今まで使ってきた手帳には日付が印刷されていて書き込むスペースは整っていました。でもMDは自由度が高いのです。自由だということは天国に行くか地獄に行くかのどちらかです。

 実際に元日から書きだしたら、日記になっていました。「余白」があるので。

 私の暫定的な書き方は、月間ページに「予定」を書いて、罫線のある本文に「日記」を前から書き、罫線のある箇所を後ろページから「こころに響いた言葉や文」を記し、そして無地のページに「テーマ」別に整理するというプランです。これがうまく行くかどうかは実験かな。
 素敵な使い方をなさっている方、ぜひ教えて下さい。

2 エッセイをまとめて、リトルプレスに

 これまで通り、旅行、本や焼菓子など日々の暮らしについて、視野が広がるような内容を綴っていきます。

 そして、できたら印刷してリトルプレスとして出版したいです…。

 新しいジャンルへの挑戦、不安もありますが、ワクワクします。

3 文学フリマに参加する

 昨年はじめて文学フリマ(東京)に行ってきて、これは楽しい。斬新な展示やユニークな作品に驚きました。それ以上に作家さんとの会話が楽しかったです。
 すでに完成した本とは異なる、手作り感のある媒体がオモシロかったです。

4 詩の発見

 これはまだまだのジャンル。未知の世界を手探り中。

 小さな本屋さんを訪ねる中で、詩集(若い人による)の扱いが増えていると感じました。とくに詩を専門的に扱っている七月堂さんの雰囲気や働く人々の気さくさがとても気に入りました。

 「ことばあつめの夜」という暗闇の中、自分のことばを自由に綴るイベントに参加しました。拙い詩を書いて、送りました。約ひと月後の本になって送ってくれるらしいです。これも不安と楽しみ。

オンラインで参加しました

 詩作というジャンルも少しずつやってきます。

5 絵本翻訳WS

 これも昨年から挑戦した学びです。中国文化が専門の私ですが、やさしい先生と参加者に支えられ続けられました。ぜひ継続していきたいです。

 子どもが小さい頃、よく読み聞かせた日本の絵本について、もっと親しみたいですね。

6 香港文芸の翻訳

 東アジアの文学で日本によく紹介されているのは、中国のSF小説・台湾の文学・韓国の文学でしょう。ところが私にとって第二の故郷とも言える香港の文学はあまり紹介されてこなかったと思います。

 日本で出版されている香港関係の本といえば、民主化運動など政治的なものが多いですね。いろいろな発言を控えざるを得ない状況で香港の庶民が感じていること。決して絶望しない、希望をどのような言葉で表現しているのか、とても興味があります。

7 洋書をもう少し読む

 これもNOTEで多くの人が洋書に親しんでいる姿を見て、海外文学に親しみたいと思うようになりました。できたら、原書でという思いが増えています。

 でも世界にはたくさんの言語があります。英語に翻訳することはマーケット的には仕方ありません。でも小さな言語を理解するのは難しいので、英語にいったん翻訳して、少しでも世界各地の文化に親しむのも大切なことでしょう。

8 米粉スウィーツを深める

 これまでは米粉スコーンを結構作ってきました。その過程で自分なりにコツというものがわかってきました。自分用で身体にやさしいレシピと人に配ったり、売ったりするレシピではやや違います。

 どうやら米粉はマフィンに向いているのではと思います。今年はマフィンやパン作りに挑戦します。

9 からだを整える

 年齢とともにあちこちが不具合になってきます。

 どうやら、「病は気から」というのは本当ではないかと感じます。

 当たり前ですが、ストレスを軽減し、好奇心をもち、ワクワクする。

 これでだいぶ免疫力がアップして元気になるように思います。

 もちろん、食事や運動などは基本ですね。

10 わざと誤解する

 これは、一番の課題だと思います。 

 昭和の価値観に縛られてきて、しかも真面目という性格。

 そんな考え方は、文章を書いてみると自分でも常識の枠の中だなとよくわかります。

 だから意識的に「脱線する」。「誤解する」こと。

 「誤解」によって新しい地平が広がる可能性があります。

 そして思考の軸を個人に取り戻す

 言葉はいったん空中に泳がせる。 

 時間はかかります。ゆっくり考え、言葉をみつけて表現していく。

 楽しい時間の過ごし方です。

 結局、ガチな結論でしたね…。
 

 

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