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姑さんのつらさを吐き出させる~体調不良を我慢させない~

我が家では夕ごはんは姑さんの担当。
わたしがお風呂を洗い終えてキッチンに出てくると、「ふうぅ…」と小さなため息が聞こえてきました。
「?」と思いつつお水をグビグビ飲むわたし。
するとまた「ふうぅ…」。
おや、これはちょっと、アレですねえ。

「つらそうですね、大丈夫ですか?」

たった一言、されど一言。
スルーせずに気づいたその時に言う、これが大事なんです。

姑さんはどうやら普段飲んでいる痛み止めを飲み忘れた様子。
「意識していないけれどいつも効いていたのねー」
そう話す顔は、さっきまでのしかめっ面から一転、少し安心した表情をしていました。

我慢がよい結果を生むとは限らない

とくにお年を召した方に多いのですが、我慢を美徳と感じているひとって意外といらっしゃるものです。
もちろん我慢できることは素晴らしいことですし、大人である証拠です。

ですが必要以上に我慢してしまうと、後々、大事となってしまうことがあります
体調不良は身体が発している病気のサインかもしれません。
我慢に我慢を重ねていると、大病を見逃す結果となるかもしれないのです。

したほうがよい我慢と、しなくてもよい我慢があります

あなたをちゃんと見ています、という安心感

それに、家ってホッとしたい場所。
数限りある、自分の居場所。
そんなところで取り繕っていたくないですよね。

ありのままの自分を受け入れてくれる場所
わたしは、家をそういう場所にしたいと思っています。

だからこそ、姑さんにだってそうあってほしい。
家は姑さんがありのままでいて、ホッとできる場所。
そんな場所にしてほしいです。

今回の「つらそうですね、大丈夫ですか?」は、「あなたをちゃんと見ていますよ」という気づきの言葉
「つらい」と言っていいんですよというメッセージです。

近しい人ほど見逃しがちなのかも

もしかすると、長い付き合いがある人ほど小さな不調には気づかないものなのかもしれません。
舅さんや旦那さんは、姑さんのため息にあまり気づきません。

頻繁にイスに座る、ため息が多い、作業中の休憩が多い。
姑さんの体調不良サインはいろいろです。

最終兵器、息子。

でも、嫁であるわたしがいくら元気づけようとしても難しいときがあります。

そんなときは、そう、旦那さん……姑さんの息子さんの出番です。

旦那さんにこっそりお願いします。
「姑さんがつらそうなんだけれど、ちょっと話を聞いてあげてくれない?」
このとき、差し入れのドリンクなど、なにか話しかけるきっかけもパスしておきます。
実の親に「どうしたの?大丈夫?」って、意外と聞きにくいものだったりしますからね。

息子砲、発射!

5分から10分後には自室に戻ってきた旦那さんから姑さんの体調不良について報告あり。
なるほど、今回はそういうことだったか、となるわけです。

我慢は、しないさせない家庭づくり

息子砲をお願いしたあとは、旦那さんにもお疲れさまとありがとうを。
わたしの気づけないところでいろいろ我慢している旦那さんにも、日ごろから感謝感謝です。

姑さん、今日はどうかな、大丈夫かな。
この家でいらない我慢なんてさせませんよー。
こっそり夕ごはんの箸休めでも作っちゃおうかな。

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