ちょいと

昭和の終わりに産まれた、ミレニアル世代でございます。 時代の荒波にもまれながら、それな…

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昭和の終わりに産まれた、ミレニアル世代でございます。 時代の荒波にもまれながら、それなりに楽しく生きている私の日常です。

最近の記事

父、Podcastにハマる

うちの父も70歳を超えて、ついに仕事を引退した。 父は仕事をしている頃、いつもラジオのJ-WAVEを聴きいていた。 だから最新の音楽シーンにとても詳しくて、私が思春期の頃もよく音楽の話をした。 デビュー間もないクラムボンのCD「パンと密をめしあがれ」を買ってきて、その存在を教えてくれたのも父だ。 父は「クリス智子が話してたんだけど」とか「今日もピストン西沢がさ~笑」みたいに、よくJ-WAVEネタを披露していた。 まったく興味がなさそうな母の隣で。 でも、ピストン西沢の夕方

    • あの頃の、カリスマ美容師

      B'zの「今夜月の見える丘に」が頭から離れない日がある。 かつて社会現象になった、キムタクのドラマ主題歌だ。 あのドラマをきっかけに、「カリスマ美容師」の時代がやってきた。 美容師はかっこいい、おしゃれ、モテる。 それは私の世代にも波及して、美容師をめざす人たちがたくさんいた。 みんな、表参道や代官山のおしゃれな店で働き、おしゃれな部屋で暮らすことを夢みていた。 (当時のドラマに出てくる部屋って、リアルでは住めないであろう立地と間取りばかりで、私たち若者はすっかり騙されて

      • 私が結婚する事にした理由

        私が独身だった頃。 なんとなく結婚したかった。 都内に就職した私は、好きな街でひとり暮らしをしていた。 20代はたくさんの出会い、出会い、出会い。 飲みの場にはさまざまな職業の人たちが集まり、やっぱり東京はおもしろいと思った。 すこしだけ積極的になれば、出会いの宝庫だ。 あーやっちまったー、な恋愛もした。 幸せで結婚する未来しか見えない!と思える恋愛もした。でも実現しなかった。 その度に「なにくそ、こんどこそ結婚するんだ!」と闘志を燃やした。 地元の友達は、ほとんどが2

        • おじさんから見たおじさん

          映画「PERFECT DAYS」を、まだ観ていない。 それにも関わらず、Podcastで聴いた映画の考察がめちゃくちゃ面白かった。 Podcast「東京ポッド許可局」で、第565回「パーフェクトデイズおじさん論」という回がある。 映画で、役所広司が演じるおじさん「平山」について、おじさん目線であーだこーだ解説している。 あぁいうおじさん、いるよね。 でも、あぁいうおじさんは、実際そんなに良いおじさんじゃなくて、とっても扱いづらいはずだよ。 なんか自分と重ねて怖かったよね

        父、Podcastにハマる

          はじめまして

          ふと思い立って、今日からはじめました。 よろしくどうぞ。 アカウント名「ちょいと」の由来は、猫の名前。 私が幼い頃、公園に捨てられていたのを兄が見つけて拾ってきた。雑種で縞模様の、小さな猫だった。 母が「ちょいと、ちょいと」と呼ぶと近寄ってくるので、そのまま名前になったと聞いている。 我が家では、猫の名前をつける権利は母にある。 だれも文句は言わない。 私は、夫と双子の4人家族。 30代に入って結婚相手を探すのにも疲れ、独身でいることにも疲れ、ちょっと休もうと思っていた

          はじめまして