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激しく振動する眼球はカラダの自然そのもの。

目ヤニがいっぱい出るって人がいる。

目から出てくるので目の問題だと認識しているでしょ。

ところが友人の整体指導者が癌の人の肝臓の調整をしたら

翌朝、目ヤニで目が張り付いてしまって目を開けることができなかったらしい。

実際、アルコールを飲み過ぎると

目つきが変わる人が多いことは容易に確認できる。

だから目ヤニは目だけの問題じゃなくって

少なくとも目と密接に関係がある肝臓とも関係していることが分かる。


なぜか左目からすごく目ヤニが出るという人の

頭の穴追いの愉気を行う機会があった。

面白いことに頭骨上の溝を追いかけて愉気していったら

ぼくの指が最後に導かれたのは目ヤニが多く出てくる左目だった。


頭の穴追いの愉気の後に活元運動を行ってみると

すぐにカラダが活元運動を始め出した。

左目に凄く異常感を感じるとおっしゃるので

彼女に仰向けになってもらい

ぼくが彼女の左目に愉気をして活元運動をサポートしてみた。


仰向けなので顔は部屋の天井方向に向いている。

なので目も天井方向へ向いている。

驚くことに彼女の眼球は垂直方向に振動していた。

ぼくの手のひらの下で眼球がバスケットのドリブルのように動いている。

とくに左目が垂直方向へ激しく微振動していた。


意識運動では眼球は顔面に対して左右や上下方向へは動かせるけれど

顔面に対して垂直方向へは動かせない。

その動かせないはずの運動を行なえるのは

意識で動かしていないから。

無意識運動が運動を司っている証。

眼球が垂直方向へ動いているかどうかは

本物の活元運動が出ているかどうか判別する指標でもある。


人間には意識して動作させられる運動回路である錐体路系運動と

無意識が動作させている運動回路である錐体外路系運動がある。


意識では足が動かせない半身不随の人であっても

足の指の硬結(めちゃくちゃ痛い)をギュっと押さえると

痛くて足を引っ込めて逃げようとする。

それは錐体外路系運動が動かしているわけ。


意識がない寝ている時に生命の維持ができるのは

生命維持に関与しているのが100%錐体外路系運動だから。

要は無意識運動ってことね。


生命に不調や問題が生じているのなら

錐体外路系運動がスムースに運営できなくなっている。

であるならばまず第一番に働きかける対象は錐体外路系運動でしょ。


そもそもぼくらのカラダって

卵子と精子から始まって

構成要素のすべては無意識運動が作りあげてきたものだし

免疫機能なども粛々と無意識運動が行なってくれている。


すべてが無意識運動とも言えるんだけど

ふだん目を向けることが無い。

だから眼球が縦に振動しだすと

まるで新発見をしたように驚いてしまうのだけど

眼球の微振動だって今までもこれからも死を向かるまで

ひと時も止まらずに営まれてる無意識運動と同じもの。

なんら特別なものなんかじゃない。

特別だと感じてしまう程に普段目を向けていないってだけなんだよね。


眼球の微振動を手に感じると毎回驚きを感じてしまう自分が忘れないために書き残しておきます。



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