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はじまりはいつだって不感症。

カラダの特定の部位が痛いと

自然と注意がその部位に集まってしまう。

そこに手を当ててみたり、さすってみたり

その部位をなんとかしようとする。

お腹が痛ければ、お腹に手を当てるし

頭が痛ければ、頭を押さえてしまう。


30年間、首が辛いという方が整体指導を受けに来られた。

ご自身が治療家で自分では首の辛さを解消できず

さまざまな先生に診てもらってきたという。

一時的によくなることもあるけれど、時間が経つとまた首が辛くなるんだそう。


だとしたら治っていなんじゃなくって

自分が再び悪くしている可能性がある。

もしも生活環境や習慣のなかに原因があれば自分が改めなければまた元の状態に戻ってしまうからね。


実際にカラダを観察してみると確かに首は硬直しているんだけど

もっとも異常な部位は腰、そして足指だった。

まず実際に調整する前に装着していたピアスを外してもらった。

すると硬直していた首が緩むの。

ピアスも30年くらいずっと付けているんだそう。

手応えですぐ確認できるほど変化があるんだけど本人は分からないと言う。

まあ、分からない、すなわち感じないからカラダを硬張らせるものを身につけても平気なわけ。


異常に硬直した腰の原因は変形してしまっている足指起因だと推察していたら

昔はプロのダンサーを目指されていて

未だにバレエのレッスンを続けているんだそう。


そりゃ、良くならないわけだよね。

指が変形してもなお続けているって(>_<)


実際に腰や足を調整してみると

首が楽になりましたって。


ピアスをつけるおしゃれや、バレエのレッスンよりも

首が楽な状態で生きていくことを優先するのであれば

2つの習慣は止めた方がいいとお伝えしました。


めちゃくちゃ単純な話なんだけどなあ。

問題を難しくして30年間も抱えていられるのは

やっぱりカラダを感じないからなんだよね。

顔のパーツが変形してきたら

誰しもがギョッとして焦るでしょ?

すぐに調べたり今行なっていることをすぐに見直すよね。

それが足の指だったら変形しても無視したり

鈍い人だと気づかなかったり。

あ~、よくある外反母趾ね。なんて分かったつもりになったり。


仮に異常を感じられなかったとしても

目で見て変形していたら

ちゃんとカラダからのメッセージとして向き合ってあげなくっちゃね。




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