「価値観が異なる」とはどういうこと?
前回の記事でこんなことを書きました↓
「なぜ周りから見た自分が違うのか?」という疑問に対する回答は、「他人の人生はそれぞれで、価値観が異なるから」ということになります。だから、自分が思っている自分と、周りが感じる自分に差が出るのは当然のことだと思いました。
〈引用先〉#148 周りから見た自分が違うのはなぜか?
整理すると、「他人の人生はそれぞれ」→「価値観が異なる」→「自分への見方も変わる」という流れになります。
ここで重要なのは「価値観が異なる」ということです。今日はこの点について、自分の考えを深掘りしてみようと思います。
「価値観」とは?
まず、「価値観」という言葉についてですが、僕は「とある出来事を目の前にした時に、何を感じてどう行動するのかの、根底にある考え方」だと認識いています。
例えば、目の前に困っている人がいた時に、「助けなきゃ」と感じて、実際に「助ける」という行動を取る人がいます。一方で、「困っているのは自分のせいでしょ」と感じて、実際には何もしないという人もいます。
このように、ある出来事が起きた時に、「感情が生まれて→行動をする(しない)」という流れの根底にあるのが“価値観”です。
そして、この“価値観”というのは、「今日に至るまでの全ての経験に基づいて構成されるもの」です。つまり、明日になれば十分に変わっていることがあり得るということになります。
「価値観が異なる」とは?
ここまで「価値観」について定義しましたが、その「価値観」が「異なる」ということについて考えてみたいと思います。
まず、日々の会話の中でよくある話題として、「価値観が合うから仲良くなれそう」とか、「価値観の不一致で別れることになった」というのがあると思います。
この会話の話題についてはそこまで違和感はないですが、改めて考えてみると、価値観は“合う”とか“合わない”っていう次元のものではないはずなんです。
冒頭で書いたように、価値観は「今日に至るまでの全ての経験に基づいて構成される」ものなので、どんなに価値観が似ている人であっても、その成り立ちについては全く違うということになります。
「価値観が異なる」という言葉の裏には、ここまでの背景があるんです。これはめっちゃくちゃ重要ポイントです!!!
冒頭の問いをもう一度
さて、最後に冒頭の問いについて、改めて見てみたいと思います↓
「なぜ周りから見た自分が違うのか?」という疑問に対する回答は、「他人の人生はそれぞれで、価値観が異なるから」ということになります。
つまり言い換えれば、「周りから見た自分が違う」という事実は、「自分でコントロールできる範囲ではない」ということになります。いくら自分が、“真面目に”頑張っていても、それを「真面目な人ね」と捉える人もいれば、「柔軟性がない人ね」と捉える人もいるわけです。
ここまで、自分の考え方を分析しながら書いてきましたが、この時点で心の奥の自分からこんな声があがってきました↓
「いや、でも、自分で認識している自分と、周りの人が認識している自分がズレているのは嫌だ!!!」
ということで、次回の記事では、この点について深掘りしてみたいと思います!!
ちなみに、前回の記事のコメントで「連載楽しみにしています」というコメントをいただきまして、とても嬉しかったです(^^)ありがとうございます!!
「届いている」と思えることは本当に幸せなことだなぁと、実感させていただきました!!ということで、連載頑張ります!!笑
今日は以上でーす!
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