ミュージアムショップに住みたい② 韓国・ソウル工芸博物館
皆さまコンニチハ、ひでみです。
今日は昨日に引き続き、ミュージアムショップに住みたいシリーズ、韓国のソウル工芸博物館編をお届けします。
こちらの博物館はオシャレなショップやカフェが並ぶ仁寺洞や三清洞というエリアに近い、地下鉄安国駅からすぐのところにあります。
駅から徒歩で1分もかからない程近いので、真夏の旅にはぴったりでした。一番暑い昼間の時間を狙って、滞在中2日に分けて訪れました。
博物館がある場所は元々女子校があった敷地。女子校が移転する際に、その敷地をソウル市が買い上げ、校舎を活かし博物館へとリフォームしたそうです。
館内では朝鮮時代の刺繍やポジャギ、陶磁器や李朝家具などを無料で見ることができます。子ども達のための体験と学びのコーナーも。
素晴らしい試みですよね。
韓国の国立や市立の美術館、博物館のクオリティの高さには驚きます。無料にすることで自国の伝統や文化、芸術の素晴らしさに触れる機会を誰しもが与えられる。それがまた国民の教養と誇りに繋がると思うと、なんといい税金の使い方なんだと、ほんとに心底感心します。
さぁ、展示を見るために懐かしい雰囲気漂う階段を上がっていきます。
各階で展示されているものが違うのですが、まずは刺繍作品から。
扉を入ると、深紅の世界!
一瞬で古典刺繍の世界に引き込まれてしまいます。
一針一針心を込めて縫われたことを感じる作品がずらりと展示され、遠目から、近くから、じっくり眺めてしまいました。この色合いと、モチーフがなんとも福福しくて、ほっこりします。
アジアの民藝がお好きな方には本当におすすめしたい、博物館です。
次の階へ。
ポジャギの展示です。一言で表すと韓国の風呂敷のようなもの。
この壁面のイラストで、赤や青の色が付けられている箇所が、ポジャギの使い道ですね。
ポジャギは麻の布を何枚も縫いつないで作られるので、その布が重なり合う様子や、表裏の表情が美しい。それを最大限に活かせるように、ガラス板に挟み込むようにして展示されていました。
展示物が素晴らしいことに加え、展示方法も抜群です!作品への愛を感じますね。
ポジャギ、いつの日か自宅に飾ってみたいですね。古いものは骨董品屋さんなどで見つかるようですが、いいお値段がするんだろうなぁ。ひとつひとつ手縫いで、こんなにも贅沢に時間をかけて縫われているものですもんね。
さて、地上階まで帰ってきました。
特選牛乳ミルクドーナツのような椅子がありますね。
あのドーナツめっちゃ好きなんですよね。コンビニでつい買ってしまいます。とりあえず座ってみました。
2日間かけて全ての展示を見終わったので、いよいよ最後のお楽しみミュージアムショップへ!
素晴らしいディスプレイ。スッキリしていてひとつひとつのモノの良さが際立つ、これぞミュージアムショップ!というショップデザインですよね。
オリジナルマグカップやエプロン、本格的な工芸品まで良いデザインのものが勢揃いで目移りしてしまいましたが、迷いに迷ってこちらを購入。
オリジナルの鉛筆です。
平らな幅広いかたちで、中の芯まで平たいのです。
ショップでサンプルを使って試し書きした際に、芯にできる角と面の感じがなんともいい雰囲気の書き心地で気に入りました。
勿体無くてまだ削ってもないですけどね。
こういうの本当、なかなか使えなくないですか?
使う用と、観賞用に2本買ったくせに、使えない。
そろそろ削ります。
入れてくれた袋も可愛いかった・・・
4元素を表す記号?のようなものが描かれています。
捨てられないこと確定です。
博物館を出ると周辺はこんな雰囲気。
昔ながらの土塀が残る街並みです。
どこを取っても幸せな風景。
暑さのおかげでじっくり博物館を楽しむことができました!
またきっと再訪するでしょう。
韓国ソウルのお気に入りスポットになりました。
韓国では他にもいくつかミュージアムを訪問したので、そちらもまた記事にしたいと思います。
本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます!
旅の記録はつづく...
また見に来てくださいね✏︎
この記事で紹介した
🪡韓国・ソウル工芸博物館🪡
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