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良い会社にしたいか、良い事業を作りたいか「Which do you believe you create, good company or good business?」


Which do you believe you create, good company or good business?
Recently, I talked about business with Coconara Inc.’s founder, Mr. Minami.
Coconara Co., Ltd. was listed on the TSE Mothers on March 19, 2021.
I was interested in his message: "Company culture is completely different depending on the things that you believe you want to create, such as a good company or a good business."

先日、2021年3月19日東証マザーズに上場した株式会社ココナラの創業者である南さんと話をする機会がありました。

その際に印象に残った言葉。

それは「良い会社を創りたいのか、良い事業を創りたいのかによって企業文化は全然違う」そしてどちらが素晴らしいとかではなく、「創業者やメンバーがどちらを目指すのかによって全く企業文化が異なる」という言葉です。

我々が目指すのは明らかに「良い事業を創る」です。
HIPs株式会社、ALTURA X株式会社を創設した時から一貫して「世の中にとって良い事業に育て上げること」を考えています。だってその方が楽しくないですか?w

勝てるチームか、良いチームか

Jリーグが開幕し、今年初めてJ1に昇格した「町田ゼルビア」が快進撃をしていますね。
町田ゼルビアの監督は黒田監督で高校サッカーで常勝軍団を作ってきた元青森山田高校の監督です。

黒田監督の考え方を聞いていると「なぜ、どのような環境下でも常勝軍団になれるのか」がわかりました。

それは常に「勝つこと」のみを考えているからだと僕は思います。
実際にJリーグの中でパス回数は一番少なく、ロングパス率は一番高いという今までのJリーグではあり得なかった戦い方、ゴールに直結するような戦い方をしています。(日本サッカーはロイングパスを多用し、フィジカルで勝負するアルゼンチンのようなサッカースタイルに弱い)

サッカーがわからない方でもなんとなく理解できる考え方のインタビュー対談があるのでよかったらぜひ。

勝つことが全てではないですが、事業(ビジネス)においても、社会課題の解決においても
既存の商慣習や既成概念、競合企業など、結局なにかと対峙したりしていることが現実であると考えています。
必然的に勝ち負けが発生する土壌になっているということです。

どれだけ素晴らしい福利厚生をしていても、どれだけフレンドリーな会社を創ったとしても
結局、事業として成長しなければ、存続しなければ本当の意味で「顧客」や「メンバー」ひいては、我々のサービス・プロダクトを待ってくれている「社会」を不幸にさせるのではないかと僕は考えます。(福利厚生をしないとか、フレンドリを無くすとかではありません)

皆さんはどちらのチームに所属したいですか?

「設備環境は素晴らしく、ネームバリューもあるが勝つことに矢印が向かっていないチーム」
or
「設備環境は最低限、かつネームバリューもないが勝つことに矢印が向かっているチーム 」

僕は圧倒的に後者の考えで、「勝ち」が「価値」に繋がり、勝ち(価値)を追い求めている結果、その時代に合った「勝ち(価値)を創るための最適解」が得られていると考えるからです。

だからこそ、HIPs株式会社ALTURA X株式会社は今後100年以上、引き継がれる良い事業(100年以上、勝ち続けられる事業)を構築したいと強く考えています。

100年以上引き継がれる良い事業を構築するために、そして会社をアップデートさせるにはビジョンに紐づいた各役割の目標(KPI)を達成していく必要があります。

いわゆるそれ以外の「ブルシット・ジョブ(Bullshit Jobs)」を少なくしなければならない(ビジョンに紐づいたKPI設定の方法や考え方はまた別途お話ししようと思います)。

*「ブルシット・ジョブ」とは無意味で、不必要で、有害な雇用形態を意味し、人類学者のデヴィッド・グレーバー氏によって提唱された概念です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%96

例えば、
誰かの尻拭いのみをするような仕事であったり
誰かの時間を必要以上に奪う仕事であったり
不必要で過剰な利害関係の取り巻きであったり
ただ単にタスクだけをこなしていたり

など、実際にこの仕事は何に繋がっており、どのような意味・目的達成のためにあるのかを理解、意図せずに行う仕事を指します。

言葉だけでは簡単に届けられるのですが、実際問題として世の中にはこのような仕事が多いと言われており、より大きな組織になればなるほど発生するとも考えられます。そこには組織としてのビジョンも弱く、個人としてのビジョンや共感も弱いものだとも考えられます。

我々はスタートアップだからこそ、世の中の人々が当たり前に使う、頼る、期待するサービス・プロダクトに挑戦しています。

本当にできるかどうかは誰もわからないけど背水の陣です。
真正面から社会に向き合い、良い事業を創れるチームを目指す割り切った会社方針で進めていきたいと考えています。

常に社会に目を向け、顧客に目を向け、ゴールに直結する闘いをし事業を成長していく。役割は違えどフラットに議論し、互いにリスペクトしながら社会課題に挑戦し、解決していく。

メンバーには互いに「勝ち」を届け、顧客やステークホルダーには「価値」を届ける。
そして、1人あたりの売上高が世界No.1の会社になっていくことによって、1人あたりの報酬も世界水準になっていく。
そんなチームです。


If we don't do it, who will?
もし私たちがやらなかったら、誰がやるんだ?


もしメンバー全員がこんなこと言ってるチームがあったとしたら、なんか強いチームだと思いませんか?
規模が小さな仕事、大きなお金が動く仕事、サービスやプロダクトには直接関わらない仕事でも全てが重要です。
全てにおいて役割と意志があり、仕事内容は関係ありません。
重要なのは「将来的に何につながる志事だと考えているか?」です。

最後に
皆さんは「良い事業を創ろうとしている企業か、良い会社を創ろうとしている企業か」どちらが良いですか?

今日も1日張り切っていきましょう!

■ ALTURA X株式会社 (ALTURA X Inc.)
”医療&介護に「上昇気流」を作り出す”
ALTURA X(アルトゥーラクロス)はテクノロジーを活用して「医療」の世界を、人々の「健康」の世界を革新する医療×ITのスタートアップです。

■ HIPs株式会社 (HIPs Inc.)
”医療・健康予防の専門職に革新的リソースを供給し、「健康」というキーワードで世界を1つにする”をビジョンに、ヘルスケア業界のヒト・モノ・カネ・チエ、スキルの流動性を高め、病気で苦しまない世界を目指します。

上記2社 代表取締役CEO 創業者 笹倉栄人

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