写真日記(2020年8月30日)

久しぶりに写真日記の投稿です!8月最後の週末。最高気温37℃。厳しい残暑の中、ポタリング。今日は友人のT君も一緒。この4月から大学院生になったT君は、未だ一度もキャンパスに登校していないとのことです。授業は全てオンライン。「常識」が大きく変わっていく予感がしますね。

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朝の蜘蛛。鮮やかな黄色と巧みに張り巡らされた巣。うん、君には君のライフスタイルがある。でも、太陽とか雨とかはみんなが共有している。改めて考えると何とも不思議な世界ですね。

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涼やかな朝の白川。ゼロ観光客。柳の花火、水の音。実際この時間帯(am8:30)はまだそんなに暑くなかったです。

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いつもの待ち合わせ場所でT君と合流。コロナの影響もあり、会うのはほぼ半年ぶり。積もる話は一旦置いておいて、いざ出発!

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京都市洛西竹林公園。110種類以上の竹や笹が生えている庭園です。入場は無料(京都で無料は珍しいですね)。係員のおじさんが庭園の見どころや竹の種類について丁寧に説明してくれました。

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百々橋(どどばし)。応仁の乱で東軍と西軍がこの橋を挟んで対峙したという歴史的遺構。もともとは京都市上京区にあったものが、この竹林公園に移築されたそうです。理由はわかりません。

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石仏群。京都市内を南北に走る地下鉄烏丸線の建設工事に先立って行われた発掘調査の際、旧二条城跡から出土したものだそうです。畏れを知らぬ信長公はこの石仏を市中引き廻しにし、都の住民を恐怖に陥れたそうです。なぜか今はこの公園に安置されています。合掌。

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竹林の小径を抜ければそこはもう不思議の世界の入り口。ざわざわざわ。草叢から物音がしました。嵐山の竹林はいつも観光客でごった返していますが、ここの竹林は全然人いません。蚊はそれなりにいました。あと、ざわざわの先に何かわからないものもいました。多分。

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何だか亀の甲羅のような竹だなーと思ったら、その名も「亀甲竹」。そのまんまやん。でもちょっとセクシー。

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空に広がる夏の雲。別れを惜しむかのように、もくもくと現れる入道雲が好きです。自然の力強さ、移り変わる世界の儚さを感じます。今度は私がそちら側かも知れませんね。

結局、今回は暑さが厳しかったこともあり、サイクリングと言うよりは、おしゃべりメインでした。お昼を食べながら、公園の木陰で、鴨川の日陰で、最後はカフェで、若い友人と久しぶりにたくさん語り合いました。恋愛ネタから、仕事、人生、宗教、自死の問題、社会のあり方など、さまざまなテーマで。楽しい一日となりました。でも一応40kmくらいは走りましたよ!

それでは皆様、感染症と熱中症にはくれぐれもお気を付けてお過ごしください。

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