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相対値ではなく絶対値で考える習慣について

不要な妬み嫉みを捨てること

誰かと比較して勝ってるか負けてるかを判断し、勝手に一喜一憂する。
こんなふうに無駄に疲れる考え方を、僕はこれまでずっとしてきた。

子どもの頃から負けず嫌いで、周囲と比べて自分はどれくらい秀でているのかを考える。
何かしらの優越感を感じられなければ本気になれなかったし、それが普通だと思っていた。

そんな僕が最近気づいた。
周りと比べるのではなく「自分自身の進捗でものを見る」という考え方。

まだ自分にも浸透しきっていないのだけれど、この考え方を意識するようになってから、ずいぶんと気持ちが楽になったし、人生に潤いが出てきたし、他人の成功を素直に喜べるようになった。これはかなり大きな変化だ。

なので自分の備忘録と、同じ悩みを抱いている人に向けて、このnoteを残したいと思う。
この気持ちを忘れないように。
不要な嫉妬や敗北感なんて、クソの役にも立たないということを肝に銘じるために。


なぜその行動を起こすのかを考える

絶対値で考えれば、着実に進歩できるということ。
相対値で考える必要がないこと。
2つの視点から考えていけるが、まずは後者から記していく。


絶対値の進歩を噛み締めろ

絶対値で考えるクセをつける上で必須なのは、目的・目標だ。

僕は最近、絵やマンガを描くことを副業にしているのだけど、その目的は没頭できる時間を増やすこと。

没頭するためには、金銭的な面や人間関係の面で起こりえる問題を解消しておく必要があると考えた。
人間関係は今のところ特に問題はないので、金銭面を見てみる。

お金を増やすには、苦にならず打ち込めて極めていけるものが最適だと考えている。
それは何かを、別途ジャーナリングしながら考えたところ、僕の場合は絵やマンガを描くことという答えが出た。特にマンガだ。

となると、マンガで必要な金額を稼げるように行動を起こすことになり、それ以外に求めるものはなくなる。

今回の場合、必要額を毎月3万円としよう。
理由は自己投資費用として3万円が必要だから等、成長し自分が確実に幸せになる状態を考えて何かしら具体的な数字を設定する。

さて。
ここまでを前提に、相対値について書いていく。


相対値による無意味な敗北感は手放せ

マンガを描くことについて相対値で考えてしまうと、以下のようなことが起こる。

・自分より上手いマンガ家はたくさんいるのだから、自分が描く必要はないのでは?
・Twitterでマンガを投稿してみたけれど、いいねやRTが思ったよりもつかなくてガッカリする。
・知人が他の副業で数十万単位で稼いでいるのに、自分は未だ3万円で負けた気分だ。

なんてネガティブ。
なんて愚かな比較。
なんて無駄な敗北感。
 
最初に挙げたように、目的はマンガでお金を稼ぐことだ。
しかも、3万円稼げばいいと決めたはず。
 
目標通りマンガで3万円を稼ぐことができているのだから、
同業他者と比べる必要も、
客でもない他人の評価を得る必要も、
目標以上に稼ぐ必要もない。

そう、他人と比べる必要が一切ない。
仮に比べて勝っていたとしても、だからなんだ? 目標以上を達成して得たいものは何なのか?
ただの自己満足のために、なぜ敗北のリスクを背負う必要があるのか。

不要に落ち込むくらいなら、0から30,000になった成果を素直に喜ぼう。


過去の自分からの成長と
目標の進捗だけを見ていれば
負の感情から解放される

最終的には人間、幸せになってれば、誰が何をしていようが気にならない。
他人と比較して感情が上下する理由は、自分の幸せの定義を明確にしていないからだ。
 
僕は好きなところに住めて、好きな時に好きな人と一緒に自由に、やりたいことに没頭できていればそれでいい。

そのための収入や環境以上に必要なものはない。
大富豪になったり、インフルエンサーになったり、万人に称賛される必要はないのだ。

このことを覚えて意識して生きるだけで、どんなに気楽で幸せな人生を歩めることか。
もっと自分を認め、小さな成功が積み重なっていることを実感し、成長を楽しもう。

そしたらいつのまにか、過去の自分が夢だと思っていた領域にも辿り着けるから。

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