見出し画像

出来ないかもしれないけどやりたいことに挑戦し続けていく

やりたくないことはやらなければ良いし、やりたいことはやれば良い。
でも、どうしてもやりたいのにスキルや条件が揃わなくて「今」実現するのは難しいことってありますよね。
けどそれを実現してこそ、人生は楽しくなる。
高いハードルに挑戦して、いつしか余裕で飛び越えられるようになること。
そういう成功体験とか人間としてのアップデートこそ、人生の醍醐味だと考えます。


出来ないのは今だけ

僕は小学生低学年くらいの頃、本当は漫画家になりたかった。漫画を読むのが好きだったし、魔法や異能を使って戦っている登場人物に憧れていたから。
でも当時、1番苦手で苦痛だった授業が美術(図工)でした。
保育園時代の僕が描いた母の日、父の日の両親の絵は顔から手足が生えていたし、動物なんて描こうものならエイリアンみたいになってました。それを小学校でも直せなくて。笑
今では笑い事で済ませられるんですけど、当時はどうしても上手く描けなくて本当に嫌でした。

けど中学になり考える力が身についてくると、なぜ自分の絵が下手なのかを考えるようになりました。描く対象を全く観察せず感覚だけで描いてしまっていたから、バランスも形も歪になってしまっていたんです。それが分かってくると、徐々に絵を描くのが楽しくなってきました。結果、中学入学当初は2だった美術の成績は4になっていました。(5段階評価です)
楽しく絵を描く姿を美術の先生が分かってくれたんですね。
とは言え、中学3年時には少女漫画でプロデビューするような先輩もいたし、周りに比べたら圧倒的に自分の絵は下手くそでした。今もかなり下手ですけどね。だから、周りに負けるくらいなら、確実に勝てる分野を選びました。

漫画家になることを諦めて約10年。環境も考え方も変わりました。
SNSが発達し、デジタル絵が身近になり、基本的に出来ないことはないのだということを学んだ。
だから僕は、もう遅いと言われるかもしれないけど。それでも未だにやりたいことの一つである漫画家になるため、同時に理想の生活を手に入れるために、今。

辞めることを、辞めた。


出来なかったことができるようになって行く快感

ずっとできないと思い込んでいたことを学んで、少しずつだけど自分の描いた絵や漫画を発表して反応がもらえて、すごい成長してる感あるし、気持ちが良い。
人一倍負けず嫌いな性格も上手く使って、ネットや本とかで勉強した甲斐があった。
まだまだプロどころの話ではないし、絵の上手い小学生に負けるかもしれないレベルだけど、それでも続けて行く。
大人になってから挑戦することのメリットは失敗を糧にする力や経験を多くしていることだ。どうすれば出来ないことが出来るようになるか、仮説を立てて実践することができる。
勝ち負けで表現するのはナンセンスな気もするけど、やっぱりこう締めくくりたい。

絶対に勝つ。できないって諦めてしまう昔の自分に。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?