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身近なカラス

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私たちの身近な存在としてのカラス。身近なカラスは二種います。毎朝ゴミステーションに現れるハシブトガラス、ちょっと離れた畑にいることが多いハシボソガラス。この二種を集めてみました。
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記事一覧

第460回 人の生活とハシブトガラス(10回目)

第460回 人の生活とハシブトガラス(10回目)

https://gramho.com/explore-hashtag/札幌のカラスより引用のハシブトガラス

いま日本で「カラス」といえばハシブトガラスのことを言います。やはり遠い昔に「スズメ」といえば、ニュウナイスズメのことで、アフリカ大陸から後でやってきた今のスズメがニュウナイスズメを山野に追いやっていまのような地位を築いています。ハシブトガラスがいま一番身近な「カラス」ということにな

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第458回 昔からのカラスはハシボソガラス(10回目)

第458回 昔からのカラスはハシボソガラス(10回目)

http://ada-kitakyu.com/bird/hasiboso.htmlより引用のハシボソガラスのつがい(左が♂右が♀共に体長約50㌢)

私たちが子供の頃に「カラス」といえば、このハシボソガラスでした。そして幼い頃に習った童謡「七つの子」には「からす、なぜなくの、からすはやまに」と山の麓に巣があることを示しています。ハシボソガラスは昼日中は街に出て、餌を調達していたのです。それ

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第376回 遊び心のあるカラス(ハシブトガラス、ハシボソガラス共に9回目)

第376回 遊び心のあるカラス(ハシブトガラス、ハシボソガラス共に9回目)

https://01949088.at.webry.info/201102/article_7.htmlより引用の滑り台で遊ぶカラス

飼い猫や犬なら、人間がペットの子供の頃に猫じゃらしだとか、犬用のボールなどを使い、遊ぶのはじつは人間が仔猫や仔犬と自分が遊びたいからで、決してペットは自分で考えて行動はしていません。しかし、人間の遊ぶ様子を見て、興味を持って、人間と同じように遊ぶ生き物がい

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第279回 カラスと野鳥たちの闘い(ハシブトガラス、ハシボソガラス共に8回目)

第279回 カラスと野鳥たちの闘い(ハシブトガラス、ハシボソガラス共に8回目)

https://matome.naver.jp/m/odai/2136377868686799301より引用

まぁ私の住んでいる街のあちこちにはハシブトガラスやハシボソガラスが所々に出没していて、何処かしこで相手の野鳥を襲ったり、また闘いを挑んだりと闘争心も盛んであるゆえに、私が今まで見たカラスとほかの野鳥の闘いを語りたいと思います。

http://danshireview.com/

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第277回 カラスの真実(ハシブトガラス、ハシボソガラス共に7回目)

第277回 カラスの真実(ハシブトガラス、ハシボソガラス共に7回目)

https://www.wbsj.org/nature/kyozon/karasu/yacho99/621.htmlより引用

もうカラスという分類で、いくら語っても身近な野鳥なので、すぐ目に付きます。ハシボソ〜とハシブト〜生息場所がまず違います。ハシボソ〜は田園地帯、ハシブト〜は街に居座っています。ハシボソ〜は自然界のもたらす餌を、ハシブト〜は人間の食べ残しを漁ります。

②http:/

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第260回 カラスというカラスの特集(ハシブトガラス、ハシボソガラス 共に6回目)

第260回 カラスというカラスの特集(ハシブトガラス、ハシボソガラス 共に6回目)

https://s.webry.info/sp/ota-fam.at.webry.info/201804/article_1.htmlより引用のハシブトガラス(体長約56㌢)とハシボソガラス(体長約50㌢)

私の身近なカラスといえば、①のハシブト〜とハシボソ〜の二種です。そのまた身近なカラスはというとハシブトガラスってことになります。ゴミ置場を荒らす厄介者として有名です。時々田園風景の場

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第180回 ハシブトガラスより賢い?ハシボソガラス(5回目)

第180回 ハシブトガラスより賢い?ハシボソガラス(5回目)

https://www.jiuniq.jp/contentsDetail/dc7drx7pw2vyy9より引用の蛇口をひねるハシボソガラス(体長約50㎝)

先日マケドニアのカラスが木の中にいる虫を木の枝という道具を使って、蛾の幼虫を捕まえるということがマスコミを賑わしました。これが飛び火してか、カラスの頭の良さに注目が集まり、朝日新聞にも①のタイトル写真のようなカラスが紹介されました。

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第164回 カラスって!(ハシブトガラス5回目、ハシボソガラス4回目)

第164回 カラスって!(ハシブトガラス5回目、ハシボソガラス4回目)

①タイトル写真はミサゴ(体長約60㎝)の獲物を横取りしようとするハシブトガラス(体長約56㎝)

今やカラスといえば、私たちの周りにいて、ゴミを漁るハシブトガラスを思い浮かべ、山の方に追いやられた感じのハシボソガラスは、かっては街中に飛んできて鳴いただけで、不吉な鳥と忌み嫌われていました。一方森林に住んでいて街のゴミの味を知ったハシブトガラス…

※ハシブトガラス→「ハシブト」、ハシボ

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第97回 カラスの縄張り争い(ハシブトガラス4回目、ハシボソガラス3回目)

第97回 カラスの縄張り争い(ハシブトガラス4回目、ハシボソガラス3回目)

https://ganref.jp/m/sawana/portfolios/photo_detail/80077001ac50743173d787e37a9b48a5より引用のカラスの喧嘩、人間と同じように蹴られています。

①〜③までの写真はすべてハシブトガラスしかなかったのでこうなりましたが、本当の話はハシボソガラスも含めたカラスの縄張り争いのことです。毎年春になって繁殖期から子育ての期

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第86回 身近な賢いハシブトガラス(3回目)

第86回 身近な賢いハシブトガラス(3回目)

https://blogs.yahoo.co.jp/urso744mg/51413309.htmlより引用の電信柱に作られたカラスの巣

身近な野鳥で、カラスといえばハシブトガラスのことです。私の住む街には一方のハシボソガラスもいるため、この記事の中にも重なり合った部分が出てくると思いますが、そのあたりご理解のほど賜ります。私の住む街でもカラスの巣は問題視されています。

②https:/

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第48回 昔の日本でのカラスはハシボソガラス (2回目)

第48回 昔の日本でのカラスはハシボソガラス (2回目)

童謡『ななつの子』でお馴染みのカラスはこのハシボソガラスです。私たちの子供だった頃はカラスは街中にはいなくて、たまに山から飛んできたハシボソガラスがガァーガァーと、頭を下げながら鳴いているのを耳にしたら、不吉な予感がすると言ったものです。

今ではカラスの代名詞はハシブトガラスですが、その昔はハシボソガラスだったので、街のゴミを漁られることはなかったのです。ハシボソガラスは雑食ですが、

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第34回 カラス(2回目)

第34回 カラス(2回目)

カラスの一回目にカラスは身近なものが二種いて、それは街中にいるハシブトガラスと山野にいるハシボソガラスです。私たちが日常的にカラスと呼んでいるのはこのハシブトガラスのことです。あの忌々しいゴミ置場の袋のゴミを漁ります。

もともと、このカラスは街中にはいませんでした。だからこそ、カラスが鳴くと不吉で人が死ぬって言われていました。そのカラスがなぜ街中に現れたのでしょう?それは英名がジャン

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第3回 次に身近な野鳥です

第3回 次に身近な野鳥です

🎵カァラァス なぜ鳴くの カラスはやぁまぁにぃって童謡を知っている世代も少なくなったでしょうか?昔カラスは街にはあまり見かけず、それ故に街にカラスが現れてカァカァ鳴くと、昔の人は何か不吉な予感とか、誰かが死ぬからなんて…(写真は生物モラトリアムより引用)
写真のようにカラスといっても、左手のハシブトガラスと右手のハシボソガラスの二つがいます。おそらく童謡のカラスはハシボソガラスで、山野に住ん

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