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すぐ近くにある遠い場所。

子どもの頃は、住んでいる街の中でも
知らないお店や、入ったことがないお店がたくさんあった。

大人になっていろんな場所に
行けるようになったけど
住んでいる街のなかでも
まだまだ知らない場所がある。

きっと生きている間に住んでいる街でさえも
すべてのお店や建物の中に入ることは難しい。

すべての建物に入ることができるのは
ゲームのドラゴンクエストの主人公くらいかも。

でも今まで近くにあったけれど知らなかった場所が
ふとしたことがきっかけで
身近な場所に変わることがあります。

私にとってはその一つが
ペット霊園です。

昨年、お別れしたペットの
モルモットのお墓参りに
先日行ってきました。

ペット霊園ははじめてだったけれど
霊園の人はとても親切で
お墓は日当たりの良いところにありました。

お墓の周りはキレイな芝生やお花で飾られていて
人のお墓とはまた違った雰囲気がありました。

きっと繊細なモルモットも
ここなら安心して眠れそうです。

霊園に来るまでの道のりも
いつもと違う景色が目に入ってきました。

ペット霊園はペットを飼うことがなければ
来ることがなかった場所です。

ペットを飼うことで、知った世界がたくさんあります。

ペットショップに行くことも
モルモットの本を買って読むことも
ペットを飼う前には知らなかったことでした。

モルモットの種類や性格。
食べられるものや、食べられないものを知りました。

主食の「牧草」の産地や種類も
興味を持って調べました。

旅行に行くときには初めて
ペットホテルを使ってモルモットを預けました。

モルモットに触れる
動物カフェにも行きました。

そこで出会った他のモルモットとの
違いに驚いたり、楽しんだりしました。

モルモットの好みや性格も、私の世界を広げてくれました。

トマトやバナナはあんまり食べなかったけれど
イタリアンパセリやパプリカはすごく喜んで食べてくれた。

あんまり喜んで食べるから
イタリアンパセリを育てるようになった。

イタリアンパセリを育てることで
私もトマト煮に入れたりして食べるようになった。

イタリアンパセリが近づいてくると
目をキラキラと輝かせて駆け寄ってきた。

タンポポやイタリアンパセリを
秒で食べるモルモットの姿はとても可愛かった。

人との出会いもそうかもしれないけれど
ペットとの出会いで、少しずつ知っていった小さな世界があります。

もし出会っていなければ
ずっと行くことがなかった知らない場所がある。

知らなかった遠い場所が
近くにある知っている場所になった。

それは思い出がつまった大切な場所です。

最後までお読みいただきありがとうございます。
みなさんの毎日が素晴らしいものでありますように。

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