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-島寒菊の傷薬- 飾れる傷薬。

すっかり寒くなって来ましたね。今日は季節の薬草利用のお話です。

島寒菊の傷薬。

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島寒菊の別名は油菊。九州だと今の時期に日当たりのいい道端でよく見かけますね。江戸時代には長崎辺りで傷薬として使ったそうです。数年前にも作りましたが効く..気がします(笑 畑仕事の帰り路に作っておきました。

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花を摘んで椿油に漬けるだけです。はい簡単。

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花を摘みにいく際は保存する瓶に直接入れた方が楽ですよ。で、持ち帰る際に蓋をすると熱で蒸れてしまう場合があるので、蓋をせずに持ち帰りましょう。油は植物油なら何でも良いと思いますが、せっかくなので肌に付けてもいい椿油で。鹿児島では椿油を傷薬として使用するという話も聞いたことがありますし。サラダ油だとなんかベタベタしそうだし(笑

ということで、簡単で可愛い傷薬(たぶん効く)が出来るので皆さんも試してみて下さい。ただ、個人的には普段は血が出たくらいだと放ったらかしです(笑
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あまりに簡単に完成したので、身近な野花の写真でも。

ヒヨドリジョウゴ 。

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ヤブミョウガの実。

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チカラシバ。この季節はいろんな物がくっつきますね。

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ふさふさ。

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ヤブコウジ。「ヤブ」ってつく植物が好き。

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山の休憩所。

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でわでわ、また何かつくったらこちらに投稿します。