見出し画像

インタビューをフリーマガジンにする⑤(デザイン)

前回④の続きです。またこのシリーズはこちらにもまとめています。

illustratorとPhotoshopをダウンロードした私ですが、話は少し戻って、冊子の形体について書きます。

『プリントパック』からテンプレートをダウンロードするにあたり、まず右綴じか左綴じかを決めなくては、ということに気づきました。

本というものは基本、
右側が綴じてあるものが縦書き
左側が綴じてあるものが横書き になっています。

普段そんなことはあまり意識していませんでしたが、そういえば雑誌ってだいたい右側が綴じられていて縦書きなんですよね。

でも自分が縦書きに慣れていないので、作ろうとしたらたぶん手こずる!大人しく横書きにしようかなと思いました。

そして、これはかさこさんのセルフマガジンです。

かさこさんのこちらのセルフマガジンはちょうど40ページ。分量や紙の厚さはだいたいこんな感じだなと分かります。

さて、まず表紙、ですよね。

ふつうの雑誌ってたぶん、いちばんページをさいている特集や人が表紙になることが多いと思うのですが、今回私が作るものは誰が一番ということもないので、自分が好きな風景写真にしようかなと一瞬思いました。

でも、この冊子ができてSNSでPRするときに、関係者に宣伝してもらえたら、かなりの人の目に触れると思うんですよね。そこにどっちでもいい写真使っていたら勿体無いかも・・・と思って、もう少し考えることにしました!

いやその前にタイトルですよ!

でもすぐにいいものも浮かばないので、作っているうちになんかいい言葉が出てくるかなと思って、タイトルも保留にします。

さて、表紙とタイトルは追って考えるということで、まず初めてインタビューをした林伸次さんのページを作ることから始めてみました。

とは言っても、参考になるマガジンがもっと欲しい・・・

ちょっと後悔したのが、ミニマリスト佐々木典士さんに憧れていた私は、大量に持っていた雑誌やフリーマガジンを売ったりあげたり処分してしまっていて、手元にあるのは数種類。

「インタビュー系で厚め」でふと思い浮かんだのは、自分が20代の頃によくライブハウスで貰っていたフリーマガジン『JUNGLE✩LIFE』。参考に見たいけど、すぐ手に入らないなあ(山の中に住んでいるので)と思って、四谷アウトブレイク店長の佐藤さんにお願いして送ってもらうことに。(ちなみに佐藤さんのインタビューも当マガジンに掲載します。)

そして届いたのがこちら!じゃーん!

わあああ、いろいろあるー!!!!!ものすごく参考になった上、最近の音楽事情がよくわかりました!!(関係ないけど。)感謝しております。

送料?お金持ちになったらくれー、と。1お願いしたら10返してくれる先輩!尊敬します。

これらを眺めていると、たとえばアーティスト10人のインタビューがそれぞれ載っていて、全部フォーマットが似ていたとしても、写真で結構イメージが変わるんだなということが分かりました。

フォーマットを全部揃えて、色と写真だけ変えるだけだとダサいかなと思ったけど、そんなことないかも。

そして、ここにあるマガジンを全部読んでみると、私が一番好きだなと思ったテイストは、一番右下にある『音楽主義』というものでした。

そこで、何が違うのか他のマガジンとよくよく見比べてみると、やっぱりフォーマットが結構凝ってる!さらっと見ていると気づかないけど、「どうやって作っているんだろう」という視点で見ると、かなりデザイン性が高いことが分かりました!

最初は、便宜的に全部フォーマットを揃えてあとは当てはめるだけにしようと思っていたのですが、時間もあるので、自分が気に入るまでデザインに凝ってみようと思いました。(力尽きそうになったら簡単な方法にします。)

作る側の視点で見てみると、これらのマガジンは、それぞれがどこに何のためにお金をかけるのか、ということが見えてきて面白いです。

・大きさ・紙質・デザイン・内容・広告....などなど。勉強になります。

つづく...

いろいろな方にインタビューをして、それをフリーマガジンにまとめて自費で発行しています。サポートをいただけたら、次回の取材とマガジン作成の費用に使わせていただきます。