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ナスの揚げ浸し

今日のお昼は妻がナスの炊き込みご飯を作ってくれた。
「ナスの炊き込みご飯!?」と最初は思ったが、妻が育った地域では定番の家庭料で、今では我が家の夏の定番料理となっている。

日本でナスの料理と言えば?
ナスの揚げ浸し、油炒め、麻婆茄子、天ぷら…と今思い浮かべると意外にこれしか出てこない。
(あと何かあればコメントで教えてください!)

その中でも、僕が最近作るのがナスの揚げ浸しだ。
なぜなら、ひかりが喜んでくれるから。
褒められて伸びるタイプなのだ。

最初はある有名料理家さんのレシピに忠実に作ったのだけど、なんだかちょっと違う。
僕が食べ親しんだ、あの「めんつゆ感」がないのだ。
ナスの揚げ浸しは、ナスを食べるというよりも、めんつゆを食べていると言っても過言ではないくらい、「めんつゆ感」は大事だと思う。

そして、妻ひかりは薄味が好きで、息子の咲多(しょうた)は出汁感強めのものが好き。(ナスは嫌いらしく食べてくれないが、汁は飲む笑)
そんなふたりの好みに合わせたのが、僕のナスの揚げ浸しである。

僕とひかりと咲多のナスの揚げ浸し

材料
・ナス(中サイズ) 家族が腹八分目になるくらい
(つけだれ)
・出汁       ナスが半分浸るくらい
・酒        効果がよくわからないので適当に少し
・みりん      出汁にちょっと照りが出るくらい
・砂糖       出汁の風味を損なわないくらい
・薄口醤油     味見をしてちょうどいい塩味になるくらい

作り方
①ナスを縦半分に切って飾り包丁を入れる。
②ナスを皮目から揚げる。
③ひっくり返して箸で掴んで柔らかくなったら皿に盛る。
④つけだれを全て鍋に入れて一煮立ちさせる。
⑤皿に盛ったナスの上からかける。

出汁の作り方
①800mlの水を鍋に入れて、鰹節をわしっとひとつかみと10cm角くらいの昆布を入れて弱火にかける(これ、一生沸騰しないんじゃないかと思うくらいの火加減)
②そのままふわっと鰹節が沸いてきて、いい香りがしてきたら火を止めてザルでこす。

作り方はこんな感じ。
材料の量を適当に書いてあるのは、家族の味の好みはその家庭によって違うから。
濃いめの味が好き、しょっぱいのが好き、甘いのが好き、薄いのが好き…それぞれ好みは違うもの。
関西のうどんは出汁の色が薄くて、東京の出汁が濃いのと一緒だ。
住んでいる地域や育ってきた環境で味の好みは変わるものである。
だから、なんとなくの感覚で良い。

最終的に、美味しいと言わせたら勝ちなのだ。

こんな感じで毎日僕が作る料理を1品ずつ紹介していこうと思います。
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