見出し画像

愛がわからないっていう永遠の気持ち

 わたしが、みんなが、欲しいと思っているのは、どんな愛だろう。愛と聞いてもぴんと来るものがないという人も多いかもしれない。実際、わたしは考えても考えても、「正しい」愛にたどり着いたことがないように思う。「地球に存在しないものは対義語がない」と聞いたことがある。愛の対義語は一体なんだろうか。憎しみ?それとも無関心?そのどちらも、限定的な愛への対義語であって、わたしが話したい愛とは異なっているように思う。

 例えば、相手が結婚を約束してくれたらとか、お金があったら、優しくしてくれたら、愛してるって言ってくれたら、わたしも好きだと言えるというのは脳が考える愛かもしれない。病気になったら、お金がなかったら、暴力を振るわれたら、もう愛していないというならそれも本当の愛ではないかもしれない。相手や状況によって変化するものは、わたしが探している愛ではない。もっと大きくて、包むようなものがわたしがぼんやりと考える愛だ。今、わたしがこうしてここに存在して文章を書いているのも、もしかしたら原動力として愛が働いているからかもしれない。そういう感じのものがわたしが探しているものなのかもしれない。

 当たり前にあるものは、探しても見つからない。気がつくしかない。失ってみて気がつくとか、ふとした時に見えてくるとか、「あ、これがそうだったんだ」とわかるような場所に愛が落ちている。そんなイメージだ。冒険のすえに発見した、知らなかった宝物ではない。宝物はいつも、当たり前にそばにあったものだ。

 しあわせでなくたっていいのだ、と思う。しあわせになるために生まれてきたというのは嘘だ。視点によって、なにがしあわせなのかは変わってしまうから。わたしが探しているのは絶対的な視点?そんなこともないような気がする。わたしは何も探してはいない。ただここに存在し、時がくれば移動する。わたしは考えこむことが好きなのだ。

 深く深く考える。好きなことをとことん学ぶ。そうしているとどんなジャンルでも、同じ場所にたどり着くような気がする。だったら辿り着かなくてもいいのでは?なんて、ひたすらに長い長い道のりを想像してがっかりする。だけど、わたしはこうして生きているから、それをしつづける。

FOLLOW ME!
💛Instagram @chibitoyara
https://www.instagram.com/chibitoyara

💛Twitter @satomiu___
https://twitter.com/satomiu___

💛完結前の世界 ブログ「水瓶座博物館」
https://starrynight.hatenablog.com/

読んでいただきありがとうございます♡ ラブで世界をぐるぐる回すような言葉をどんどん発信します! 出会ってくれてありがとう。